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マッチ・コレクション/TEA ROOM HOPE(純喫茶ホープ) – 大阪・難波

マッチ・コレクション/TEA ROOM HOPE(純喫茶ホープ) - 大阪・難波 (1)
マッチ・コレクション/TEA ROOM HOPE(純喫茶ホープ) - 大阪・難波 (2)
マッチ・コレクション/TEA ROOM HOPE(純喫茶ホープ) - 大阪・難波 (3)

広告表現は時代の最先端に位置して、時代とともに変化して、ときにはその表現手法が社会問題化します。
広告というものは作り手の姿が見えてはいけない、と1980年代に教えられた僕は広告の変容について学び直す必要があることは充分に承知しています。
大阪市内局番が3桁という時代の難波・戎橋にあった”TEA ROOM HOPE(純喫茶ホープ)”のマッチ箱は印刷技術の進歩を実に正確に表しています。
店名も電話番号住所も極限まで小さく(ここまでなら読み取れるだろうという試みが)印刷され、図案化された女性が目立ちます(ただし、年齢を重ねるにつれ小さな文字を読み取りにくくなったという僕の個人的な問題が及ぼ影響を考慮しなければならない)。
箱を解体して広げてみれば、バランスのよさがわかるはず(それだけ計算されてデザインされている)、と書きたいところでしたが、マッチ箱の背の部分でスカートのすその線がズレていることに気がついたのです。