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マッチ・コレクション/COFFEE HOUSE “SAN-SPOT” (三宮)

マッチ・コレクション/COFFEE HOUSE "SAN-SPOT" (三宮) -1-
マッチ・コレクション/COFFEE HOUSE "SAN-SPOT" (三宮) -2-
マッチ・コレクション/COFFEE HOUSE "SAN-SPOT" (三宮) -3-
マッチ・コレクション/COFFEE HOUSE "SAN-SPOT" (三宮) -4-

神戸・三宮の「星電社」のマッチについては2016年10月24日の”星電社のブックマッチ“を読んでいただくとして、COFFEE HOUSE “SAN-SPOT”はそのビルの南玄関前、つまり、現在の「ユザワヤビル」あたりとなります。
かつては「星電社」の家電以外の雑貨・インテリア等を扱う専門店「星電社南館カーサ」でした。
現在、「星電社」のビルは「ヤマダ電機 LABI三宮」となっています。

確か「ユザワヤビル」、つまり「星電社南館カーサ」の西隣のビルの中2階にかつて喫茶店があったような気がするのですが、そこが “SAN-SPOT”であったかどうか思い出せません。いつの間にかなくなり、何度か店が入れ替わっています。
半地下部分は「りずむぼっくす」という中古CD・レコード専門店の「三宮店」です。その西側に喫茶「ボントン」があります。
「ボントン」のマッチ箱については拙著「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス(2019年、グラフィック社)」にも解説付きで載っています。

COFFEE HOUSE “SAN-SPOT”のマッチ箱に印刷されている絵と”SAN-SPOT”のタイポグラフィーが気になってしかたがありません。
描かれているのはどこかの街だと思います。架空の街かもしれません。
そしてこのタイポグラフィーには何か名前があるのでしょうか。
お心あたりの方はご連絡ください。

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マッチ・コレクション/クレープ店「タンポポ」 (岡山・中地下タウン)

マッチ・コレクション/クレープ店「タンポポ」 (岡山・中地下タウン) -1-
マッチ・コレクション/クレープ店「タンポポ」 (岡山・中地下タウン) -2-
マッチ・コレクション/クレープ店「タンポポ」 (岡山・中地下タウン) -3-

今日はクレープの話。
クレープが日本に上陸し、日本仕様となって登場したのは1977年の東京・原宿ということなのですが、当時は僕が集めることのできる情報は少なく、「ホッケーキとの違いはわかるけれど、パンケーキとの違いがわからない」というような状況でした。
初めてクレープを食べたのは原宿ではありませんでした。
果物とホイップクリームと果実のソースのかけられたクレープをナイフとフォークを使って食べていたような曖昧な記憶が残っていますが、それは神戸でもない、さて、それはどこだっけ…。

さて、「クレープ」に関係するマッチ箱の話。
岡山市表町1丁目に「中地下」という地下街がある(あった)ことは岡山市内の人々にはよく知られていていることですが、古くからそこにCAFE&CREPE「クレープ」という喫茶店兼クレープ店があったことを覚えている方も多いのだと思いますが、「クレープ」という店名より「たんぽぽ」という店名のほうに馴染みのある方もいるのでしょう。
そう、CAFE&CREPE「クレープ」はかつてはCOFFEE&CREPE「たんぽぽ」だったのです。そして焼き立てのクレープを作り続けたのです。
店名がいつ頃に変わったのか定かではありません。
「中地下タウン」は「天地下タウン」とともに再開発の波の中で、大きく変わったそうで、2018年12月15日、「クレープ(たんぽぽ)」店を閉じたそうです。

「それぞれに想い出や思い入れがある。ここに待ってきて、20年に渡って集めてきたマッチとお別れがしたい」と岡山からたるみ燐寸博物館へとたくさんのマッチ箱を運んできてくれた方のコレクションの中に見つけたクレープ店「タンポポ」のマッチ箱です。

そういえば僕は長らくクレープを食べていないのです。

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マッチ・コレクション/鎌倉ベーカリー (鎌倉小町通り)

マッチ・コレクション/鎌倉ベーカリー (鎌倉小町通り) -1-
マッチ・コレクション/鎌倉ベーカリー (鎌倉小町通り) -2-
マッチ・コレクション/鎌倉ベーカリー (鎌倉小町通り) -3-

一昨日に続き、料理長やコックが描かれたマッチ箱です。
JR「鎌倉」駅の東側に「小町通り」という通りがあり、北へと向かうと「鶴岡八幡宮」の西側に出ます。
「小町通り」に今はもう「鎌倉ホームベーカリー」はありませんが、1977(昭和52)年の創業当時から街の人々に愛されてきたそうです。
多くの方の記憶に残っているのでしょう。「1階のパン屋でアルバイトをしたことがある」、「2階のレストランではフライパンでパスタが出てきた」といった思い出をwebを検索して見つけました。

マッチ箱は実寸で約4.3cm * 2.7cm * 1.1cm、それに合わせて約3.7cmというサイズの頭薬が白いマッチ棒が入っていました。
比較のために朱色の頭薬のマッチ棒と並べて撮影しています。

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不足しがちな栄養素

先のことはちょっとわからない。どうすることが少しででも良い方法へつながっていくのか僕にはわからない。

外出と営業自粛の長期化を覚悟している今、blogでは「たるみ燐寸博物館」が所蔵しているマッチ箱の話を増やしていこうと思う。
退屈な文章かもしれない。図書館で資料を閲覧できなかったり、現地で確認できないことも多くなるので、いくつか内容に間違いがあるかもしれない。
それでも、読み続けてもらえるとうれしいのです。

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マッチ・コレクション/レストラン「BOKU」 (大阪・南区)

マッチ・コレクション/レストラン「BOKU」 (大阪・南区) -1-
マッチ・コレクション/レストラン「BOKU」 (大阪・南区) -2-
マッチ・コレクション/レストラン「BOKU」 (大阪・南区) -3-

昨日に続き、料理長やコックが描かれたブックマッチです。

かつて大阪市に「南区」がありました。1989年2月13日に東区と統合され、中央区となり、「南区」の住所表記はなくなりました。
1989年は1月7日までが昭和64年、1月8日から平成元年へと切り替わる年でした。
それより先、1984(昭和59)年まで「南区」には「大宝寺町中之町」という場所がありました。現在の「心斎橋筋1丁目・東心斎橋1丁目」あたりです。
どこかに「大宝寺町中之町」という住所の名残があるのかもしれません。

「BOKU」はそんな「大宝寺町中之町」にあったレストランです。
紙軸のマッチを使い切ったブックマッチには”南店”の表記がありますが、未使用のブックマッチにはありませんね。
印象的なイラストなので気をつけていたのですが、どこかで見かけたことがあると僕が思うのは、実際に店を訪れたからではなく、譲り受けた多くのマッチ箱の中に、2つのブックマッチを全く異なるタイミングで見つけたからだと思います。

譲り受けたマッチ箱(ブックマッチを含めて)には全て目を通しています。
ただ、どこに保管したのかがわからなくなるのです。