北海道・大雪山国立公園層雲峡温泉「層雲閣」

北海道・大雪山国立公園層雲峡温泉「層雲閣」のマッチ箱。
「層雲閣」とは現在の「層雲閣MOUNTAIN RESORT 1923」でしょうか。電話番号は「3111」だけ。

マッチ箱の左側に描かれた層雲を頂く山のデザインも素敵ですが、右側に山と層雲を真上から見下ろしたようの見えるデザインが秀逸です。

阿寒国立公園阿寒湖温泉 「阿寒グランドホテル」

1956(昭和31)年、北海道阿寒湖温泉に開業した「阿寒グランドホテル」。現在の「あかん遊久の里 鶴雅」だそうです。
マッチ箱の片面に描かれているのは阿寒湖に浮かぶカヌーでしょうか。

中学生の頃だったかと思います。僕はある女のコから小さな球状体の養殖マリモをもらったことがあります。阿寒湖の土産でした。そのマリモは何度かの引っ越しでなくしてしまいました。

札幌駅前 菓子部・喫茶部・パーラー”ニシムラ”

かつて札幌駅前にあった”ニシムラ”。
マッチ箱の片面には”菓子部・喫茶部・パーラー”とあって、”ニシムラ”のタイポグラフィーもマッチ箱に印刷された絵も気に入っているのだけれど、マッチ箱はそれ以上語ることなく、僕には”ニシムラ”を遠く思い浮かべることしかない。

「只今、制作中」のマッチ箱 [その1]

“PLEASE WAIT A HALF A MINUTE”
“只今、当店のマッチは制作中ですので、もうしばらくお待ち下さい。”

これは北海道のマッチ・コレクターから寄贈されたマッチ箱。
主に喫茶店のマッチ箱を集めていたそうなので、おそらく喫茶店のマッチだろう。
これだけで充分に優れた作品である。オリジナルのマッチはもっと完成度が高かったのか?
「只今、制作中のマッチ」のデザインに地域性があるのかどうかは僕にはまだわからない。

北海道・札幌 ジャズ喫茶”act:”

“JAZZ MEETS SAPPORO”

ブックマッチも店についてもジャズ喫茶”act:”についてはすでにいろんな媒体に書かれています。
たるみ燐寸博物館が所蔵しているジャズ喫茶”act:”ブックマッチに関していえるのは側薬に劣化は見られるものの紙軸のマッチと厚紙の外側(カバー部分)は傷つくことなくきれいであることくらい。

1970(昭和45)年、札幌市中央区南3西5、ホクシン・センタービル地階にオープン。1985年に閉業したそうです。