マッチ・コレクション/カフェバー「エース」 (Cafe Bar ACE) – 岡山

マッチ・コレクション/カフェバー「エース」 (Cafe Bar ACE) - 岡山 (1)
マッチ・コレクション/カフェバー「エース」 (Cafe Bar ACE) - 岡山 (2)
マッチ・コレクション/カフェバー「エース」 (Cafe Bar ACE) - 岡山 (3)

2020年の岡山市北区の地図を見ていくと岡山中心市街を南北に流れている「西川」沿いに、「西川緑道公園」を見るけることができます。緑道整備は1976(昭和51)年ごろから始まったようです。
その東側に「富田町(とんだちょう)」はありますが、岩田町と弓之町を結ぶ「富田町(とんだちょう)商店街」を見つけることはできませんでした。
「商店街」には明確な定義はないので、地元でそういうふうに呼ばれていた時代があったのかもしれません。

ブックマッチからわかるのは”カフェバー「エース」 (Cafe Bar ACE)”は「CLUB HOUSE」、「CAFE BAR」、「MEMBER’S(会員制という意味か?)」という営業形態だったことです。営業時間は午前8時から午後9時まで。

地図の印刷された面には行政区としての「北区」の表記はありません。
日本で”ヤング”という言葉が使われ始めたのは1960年代半ばだったはずですが、おそらく1980年代から流行した「カフェバー」なんだと思います(違っていたらごめんなさい)。

マッチ・コレクション/音楽喫茶「ビギン」(TEA ROOM IN LATIN RHYTHM “BEGUINE”) – 熊本

マッチ・コレクション/音楽喫茶「ビギン」(TEA ROOM IN LATIN RHYTHM "BEGUINE") - 熊本 (1)
マッチ・コレクション/音楽喫茶「ビギン」(TEA ROOM IN LATIN RHYTHM "BEGUINE") - 熊本 (2)
マッチ・コレクション/音楽喫茶「ビギン」(TEA ROOM IN LATIN RHYTHM "BEGUINE") - 熊本 (3)

電話番号こそ異なるけれども、どうやらこれは熊本・下通1丁目にある純喫茶「ビギン」のマッチ箱のようです。

“TEA ROOM IN LATIN RHYTHM BEGUINE”と書かれた面にある絵と同じ看板(カラー版です)が今もあります。
これは楽器を演奏する人(?)を線だけで表現しているのでしょうか?
署名(サイン)があるのですが、どなたが手掛けたのでしょう。僕はとても気になります。

“BEGUINE”とは”西インド諸島、カリブ海のマルチニーク島、セントルシア島で伝統的に踊られる速い2拍子のダンス音楽”を意味していましたが、”欧米に入って「社交ダンス」化されたときに、スローな4拍子の音楽へと変化した”と言われています(諸説あり)。
そう、「ビギン・ザ・ビギン」の「ビギン」。
あっ、カタカナで書いたらどちらの「ビギン」かわかりませんね。「Begin the Beguine」。後ろの「beguine」です。コール・ポーターが作曲した歌です。

“私は勘の導くままにステレオ・セットのターンテーブルにフリオ・イグレシアスの「ビギン・ザ・ビギン」をセットして、日没を待った。(村上春樹「夜のくもざる – 村上朝日堂短篇小説」収録の「フリオ・イグレシアス」、1995年、平凡社)”

「純喫茶ヒッピー」さんが2014年2月9日 に”純喫茶ビギン“というタイトルでこの熊本の音楽喫茶「ビギン(BEGUINE)」のことをまとめていらしゃるので、お店のことはそちらを参照してください(許可を頂いています)。

末長く愛されるお店であることをお祈りいたします。

マッチ・コレクション/Coffee & Snack「屋根裏」 – 東京・武蔵境

マッチ・コレクション/Coffee & Snack「屋根裏」 - 東京・武蔵境 (1)
マッチ・コレクション/Coffee & Snack「屋根裏」 - 東京・武蔵境 (2)
マッチ・コレクション/Coffee & Snack「屋根裏」 - 東京・武蔵境 (3)

一戸建てには屋根裏があります。屋根がある限り、一軒家にはどんな物件にも屋根裏があるはずです。
建材や工法が進化したので – 僕が知らないだけで -、屋根裏のない一戸建てというものがあるのかもしれません(その数は床のない一軒家の数より多いのかもしれない)。

さて、JR東日本「中央本線」と西武鉄道「多摩川線」の2路線が乗り入れる「武蔵境」駅の南口に「三菱UFJ銀行 武蔵境支店」があります。
おそらく、この「三菱UFJ銀行」がCoffee & Snack「屋根裏」にマッチ箱の背の部分に印刷されている”三菱銀行”なのだと思います。

糸を引く蜘蛛と巣が描かれたマッチ箱です。
たいていの蜘蛛は何度も何度も同じ場所に巣を作ります。人の行動も同じようなものなのかもしれません。
そんな意味が含まれた喫茶・軽食のお店が武蔵境の「屋根裏」だったのでしょう。
誰かの記憶の中に大切に残っているのだと思います。