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マッチ・コレクション/「ふじたや珈琲店」 – 水戸駅前 (茨城・水戸)

マッチ・コレクション/喫茶「ふじたや珈琲店」 - 水戸駅前 (茨城・水戸) -1-
マッチ・コレクション/「ふじたや珈琲店」 - 水戸駅前 (茨城・水戸) -1-
マッチ・コレクション/「ふじたや珈琲店」 - 水戸駅前 (茨城・水戸) -1-

茨城県水戸市南町(みなみまち)1丁目。
「ふじたや珈琲店」は1970年にはすでに店を構えていたようですが、今はもうその場所には存在しません。
JR「水戸」駅の北口から国道50号線の「黄門さん通り」と呼ばれる通りを10分程度歩いくと、現在「南町スクランブル交差点」と呼ばれる交差点にたどり着くはずです。
その角地には1946(昭和21)年に創業し、現在もその場所にあって、愛されている「ミナミ食堂」がありますが、向かいの角に建っていたビル(も存在しない)の2階部分が「ふじたや珈琲店」だったようです。

「黄門さん通り」の「黄門」とはもちろん徳川光圀のこと。

経木のマッチ箱に”RIO(あるいは R|O)”というサインのある絵が印刷されたラベルが貼ってあります。

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マッチ・コレクション/四季一品料理「環翠」 (茨城・水戸)

マッチ・コレクション/どぜう「環翠」 - 茨城・水戸 (1)
マッチ・コレクション/四季一品料理「環翠」 (茨城・水戸) -1-
マッチ・コレクション/四季一品料理「環翠」 (茨城・水戸) -3-

これは茨城県水戸市にある季節料理の店「環翠(かんすい)」の古いマッチだと思われます。
今は納豆料理とアンコウ料理が有名なんだそうですが、経木のマッチ箱に貼ってあるラベルには”どぜう”とあります。
もちろん「どじょう」のことで、かつては「どじょう料理」で有名だったのかもしれない、と想像しているのです。

料理として出されるわけではありませんが、このマッチラベルにもカッパが描かれています。これは茨城県龍ケ崎市にある牛久沼(うしくぬま)にカッパが住むという伝承と関係があるのかもしれません。

僕はwebでしか確認していないのですが、提灯に描かれた”環翠”のデザイン・フォントが気になってしかたがないのです。

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マッチ・コレクション/水戸駅前「東屋旅館 食堂部」

マッチ・コレクション/水戸駅前「東屋旅館 食堂部」 (1)
マッチ・コレクション/水戸駅前「東屋旅館 食堂部」 (2)
マッチ・コレクション/水戸駅前「東屋旅館 食堂部」 (3)

茨城県の「水戸」駅前の”東屋旅館”とは「水戸三の丸ホテル(旧:東屋三の丸ホテル)」のことだと思うのですが、どうなのでしょう。
経木の古いマッチ箱に貼ってあるラベルにはカタツムリが描かれています。
“食堂部”ということなので、営業でも宿泊を担う部署でもなく、レストラン・喫茶に割り当てられた部署ということでしょう。
マッチは部屋に置かれた灰皿の中にぽつんと置いてあったのか、食堂・レストラン・喫茶で配られたのか、「食堂部」の取引先に渡されていたのか想像するしかありません。

昨日2つめの夜が終わろうという頃、外で騒つく音は急に降りはじめた雨と遠雷でした。まだ梅雨の季節ですよね。今日の垂水はきらきらとしています。
50年以上前の僕にはみつける機会の多かったカタツムリ。
最近、どこにいるのでしょうね。

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マッチ・コレクション/COFFEE & SNACK 「エスカリエ」 – 茨城・土浦

マッチ・コレクション/COFFEE & SNACK 「エスカリエ」 - 茨城・土浦 (1)
マッチ・コレクション/COFFEE & SNACK 「エスカリエ」 - 茨城・土浦 (2)
マッチ・コレクション/COFFEE & SNACK 「エスカリエ」 - 茨城・土浦 (3)

先日、店舗2階へ案内する「階段デザイン」変更について触れた、ということで取り上げるのはかつて茨城県土浦市にあった”COFFEE & SNACK 「エスカリエ」”のマッチ箱です。

店名となった「エスカリエ」はフランス語で書くと”escalier”、日本語では「階段」という意味です。カタカナの「エ」に続く階段と靴の組み合わせが好きです。
「階段デザイン」というのは”時を追うごとに数量が増えていくさま。景気などが上昇していくさま。業績が上がっていく”という意味で「右上がり」が多いと僕は思うのですが(統計をとったわけではありません)、この階段は「左上がり」となっています。
その代わり”エスカリエ”というひと文字ひと文字「右上がり」ですね。そんな店名を示す、階段のイラストが印刷されたマッチ箱です。

僕はあいにく茨城県土浦市には詳しくないのですが、住所から推測すると現在、近くに「土浦ニューウェイ」がありますね。

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マッチ・コレクション/大陸の想ひ出なつかしい餃子舗「新々」 – 土浦・匂町

マッチ・コレクション/大陸の想ひ出なつかしい餃子舗「新々」 - 土浦・匂町 (1)
マッチ・コレクション/大陸の想ひ出なつかしい餃子舗「新々」 - 土浦・匂町 (2)
マッチ・コレクション/大陸の想ひ出なつかしい餃子舗「新々」 - 土浦・匂町 (3)

“しき嶋のやまとごゝろを人とはゞ朝日にゝほふ山ざくら花(敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花)”と詠んだのは本居宣長。

現在、土浦市には「匂町(にほいまち)」も「匂橋通り」もありませんが、霞ヶ浦に流入する桜川に「匂橋」という小さな橋が架り、桜町3丁目の「八間通り」沿いに「匂町」の「旧町名解説柱」が建てられており、土浦市観光協会が2017年3月、2020年1月に発行した「土浦古絵図 ぶらりまち歩きマップ」にはかつて存在した「敷島・朝日・匂・小桜」の町名の由来を冒頭の”本居宣長の歌からとったものと言われています”とありました。

そんな「匂町」の定かではない時代に「新々」という中華料理店があった証が経木のマッチ箱として残っています。箱の中にはピンク色の頭薬のマッチ棒がぎっしりと詰め込まれていました。
マッチラベルには「餃」には「金(かねへん)」に「交」という字も使われています(環境依存文字であるため、ここでは省略)。
「ここでしか見つからない」グルメサイト情報のようになってしまって申し訳ありません。

“大陸の想ひ出”の「大陸」とは中国のことでしょう。
そして料理長(?)の豚がにこやかに出すのは焼き餃子ではなく、水餃子なのでしょうね。
僕ではない、どなたかの記憶の中に深く残っていることを願うしかありません。