カテゴリー
雑文

波折り。

波折り。

2020年の6月最後の一日。
10時32分に発表された大雨警報は11時14分に大雨・洪水警報に変わり、13時16分に解除されました。
15時7分には暴風波浪警報が発表され、今は静かな夜を迎えています。
いつものように時々、救急車のサイレンが聞こえます。

そして、「嘘つき夜」は今夜もやってきます。

カテゴリー
マッチ箱/マッチラベル モノ 雑文

マッチ・コレクション/元祖天津包子「太平閣」 – 神戸・三宮

マッチ・コレクション/元祖天津包子「太平閣」 - 神戸・三宮 (1)
マッチ・コレクション/元祖天津包子「太平閣」 - 神戸・三宮 (2)
マッチ・コレクション/元祖天津包子「太平閣」 - 神戸・三宮 (3)
マッチ・コレクション/元祖天津包子「太平閣」 - 神戸・三宮 (4)
マッチ・コレクション/元祖天津包子「太平閣」 - 神戸・三宮 (5)
マッチ・コレクション/元祖天津包子「太平閣」 - 神戸・三宮 (6)

神戸・三宮「さんプラザ」の東側1階に、「太平閣」という豚まんの持ち帰り専門店があります。
1946年(昭和21)年の創業以来守り続けられる豚まんの味が素晴らしいのです(1946年は「三宮センター街」の誕生の年でもある)。
以前は大きな中華料理店でした。
経木のマッチ箱に貼ってあるラベルは”フルーツ クリーム「太平パーラー」”という店があったことを物語っていますが、1970(昭和45)年の「さんプラザ」ビル完成以降に始まる僕の三宮センター街の記憶に「太平パーラー」はありません。

‎「太平閣」のマッチ箱がたるみ燐寸博物館の中で行方不明になって、「太平閣」の店舗の写真を撮影した2019‎年‎11‎月‎14‎日から約7か月も経過してしまいました。

末長く愛されるお店であることをお祈りいたします。

カテゴリー
マッチ箱/マッチラベル モノ 雑文

マッチ・コレクション/かのこ (上六交叉点北一ツ目東入ル)

マッチ・コレクション/かのこ (上六交叉点北一ツ目東入ル) -1-
マッチ・コレクション/かのこ (上六交叉点北一ツ目東入ル) -2-

“上六(うえろく)交叉点”とは大阪の「上本町6丁目交差点」のことですが、大阪には「天神橋6丁目」の「天六(てんろく)」、「谷町6丁目」の「谷六(たにろく)」などの「略称地名」ありますね。僕が「不断使い地名」とよんでいる愛称地名にも似ていますが、略称地名はそれとは少し意味合いが異なるように思います。

東京だと「二子玉川」を「ニコタマ」、「門前仲町」を「モンナカ」、「下北沢」を「シモキタ」と表現することがありますが、神戸だとどんな略称地名があるのかな…。
うーん、案外思いつかないものですね。

本町6丁目交差点付近にあった「かのこ」がどのようなお店だったのかわかりませんが、素描と抽象で構成されたマッチ箱です。気に入ってるマッチ箱のひとつです。
マッチデザイン見本帳にテンプレートとして載っていたのかもしれません。
有名無名に関係なく、描く誰かがいたのです。

カテゴリー
雑文

夜を梳く。

夜を梳く。

彼女は「夜梳き(よるすき)」という仕事をしている。
夜が不均一に厚みをまさないように、しなやかな形に整えるのだという。

カテゴリー
マッチ箱/マッチラベル モノ 雑文

マッチ・コレクション/不二わた、天使綿 (藤野綿業株式会社) – 広島

マッチ・コレクション/不二わた、天使綿 (藤野綿業株式会社) - 広島

日本国内には有名な「綿業・生糸」に関わる建造物が残っています。
「明治」「大正」「昭和」という3つの時代の日本で主力産業であった「綿業・生糸」について触れなければならないところですが 個人的にも書きたいことはまとめきれないくらいある -、申し訳ありません。省略してしまいます。

1877(明治10)年に広島で創業した藤野綿業株式会社の主力製品が「不二わた」と「天使綿」でした。

“伝統を誇る 不二わた”、”輝く有名品 天使綿 消毒安全”、”使う人の気持ちで作った良品”。
描かれているのはもちろん天使。

残念ながら、会社は1984(昭和59)年に消滅しています。