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長澤音次郎商店

(右)諸紙文具 砂糖菓子 長澤音次郎商店 楠公前本店 電4 572 湊川支店 電5 473-3115
(左)Stationary NAGASAWA & CO TEL MOTOMACHI 572 MINATOGAWA 473-3115

神戸市兵庫区に本社を置く、1879(明治11)年創業の事務用品販売会社”長澤音次郎商店”。
問い合わせたところ、”紙文具、砂糖商としてスタートして”いることが確認できましたが、”当時の資料が現存しておりませんので、住所、電話番号等の確認が残念ながらできません”ということでした。
株式会社設立時の1950(昭和25)年より前のものだと思います。
マッチラベルに現在の社名ロゴにつながる原点に近いデザインを見ることができます。

“長澤音次郎商店”が兵庫県神戸市の街を記憶しながら、末永く愛され、発展することをお祈りいたします。

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ヨコハマポートサイド アート縁日2019のお知らせ

ヨコハマポートサイド アート縁日2019のお知らせ

今年2019年は10月5日、6日の2日間にわたって開催される「ヨコハマポートサイド アート縁日2019」へ「レッドアリゲーター & たるみ燐寸博物館」としての出展のお誘いがありました。
このイベントは今年で28回目の開催となるそうです。

「たるみ燐寸博物館」としてはマッチ箱の展示、拙著、高度経済成長期の広告マッチラベルデザイン集「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス」やマッチデザインTシャツ「燐寸match|アパレル(マニアパレル企画・製作)」、災害時保存用「缶詰マッチ」の販売を、「レッドアリゲーター」としては「CHAOTIC ORIGIN DUB(カオティックオリジンダブ)」のシザーケースやフローリストケースの展示・販売・注文を行います。

日時: 2019年は10月5日・6日 10:00 – 17:00(両日)
場所:横浜クリエーションスクエア(YCS)
* 横浜市神奈川区栄町5-1(横浜駅きた東口Aから徒歩で5分から7分ほど)

会場内の他のイベントを見に行ったり、トイレや食事休憩や会場周辺散策などでブースを離れることもあるとは思いますが、よろしくお願いいたします。

「ポートサイド アート縁日」の公式ブログはこちらです。

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マッチ・コレクション/パイロット高級インキ万年筆、パイロット高級万年筆

マッチ・コレクション/パイロット高級インキ万年筆、パイロット高級万年筆 (1)

マッチ・コレクション/パイロット高級インキ万年筆、パイロット高級万年筆 (2)

マッチ・コレクション/パイロット高級インキ万年筆、パイロット高級万年筆 (3)

「パイロット高級万年筆」のマッチラベルについては2016年8月27日のblog”「リヨーン萬年筆」、「セーラー万年筆」、「パイロット高級万年筆」、そして「イーストマン高級萬年筆」(マッチラベル)“に書いてしまったので、改めて書き加えることはあまりないのですが、いつごろ流通した広告マッチであるのか特定するには”パイロット”というカタカナのタイポグラフィーの移り変わりよりも”PILOT”のロゴの変遷をたどるほうが簡単です。

その”PILOT”のロゴがどこにあるかというとマッチラベルに描かれているインクボトルです。
このロゴが用いられたのは1939年から1958年です。
そして、この形のインクボトルが販売されていたのは1954年から1957年だと思います。

マッチラベルに印刷されているのは京都市の紫野上門前町(むらさきのもんぜんちょう)にある「黒瀬文具店」。
新大宮商店街に所属していたようですが、今から5年以上前に組合を脱退し、お店は営業されていないようです。

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文・絵:安野光雅/マッチの気もち

文・絵:安野光雅/マッチの気もち

マッチの箱はでてこない。もちろん僕のお気に入りのボールポイント・ペン「CROSS I.D.」も出てこない。
2014年に文藝春秋から出版された、安野光雅が文と絵を手掛けた「マッチの気もち」に登場するのは頭がオレンジ色のマッチ棒。

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学生向け製図用ディバイダとコンパス

学生向け製図用ディバイダとコンパス (1)

学生向け製図用ディバイダとコンパス (2)

学生向け製図用ディバイダとコンパス (3)

学生向け製図用ディバイダとコンパス (4)

学生向け製図用ディバイダとコンパス (5)

学生向け製図用ディバイダとコンパス (6)

学生向け製図用ディバイダとコンパス (7)

この製図用ディバイダとコンパスは中学校時代に学校で一斉購入した。
大きさの比較のために一緒に写っているボールポイント・ペンについては2011年12月5日のblog「CROSS(クロス)/MORPH(モーフ):油性ボールポイント・ペン」を参照していただけるとうれしいです。

当時、すでに僕は父が譲ってくれた古い製図用ディバイダとコンパスを持っていたし、とても気に入っていたので、改めてディバイダとコンパスを買う必要なんてなかったのだけれど、みんなと同じないとかわいそうというだという母の主張に父は屈したのだと思う。
このディバイダとコンパスを手にとってじっくりと見た父は「一生大切にしないとな」というようなことを僕に言ったのです。

収納ケースには”メイト”、ディバイダとコンパスには”Meito”と刻まれているのだけれど、詳しいことはわかりません。学生用に作られたもので、業務用でないと思います。

特殊な職業に就かない限り、生涯においてコンパスを使う機会は小学校時代を除けば、あまりないような気がします。ディバイダなんてもっと使う機会は少ないと思うし、「製図用」となるともっと出会いは少ない、と思うのです。