1958年をピークに斜陽産業へと転じた日本映画界。「日活」から「にっかつ」へ。
伊豆修善寺「天城日活ホテル」は1951(昭和26)年に完成しましたが、1972年(昭和47)頃に「天城カントリー倶楽部」に買収されます。
カントリー倶楽部は「天城にっかつゴルフ倶楽部」を経て、現在、「フジ天城ゴルフ倶楽部」として運営されています。
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マッチ箱に残る”48.8.28″は昭和48年8月28日のことだろう。1973年だ。
静岡・富士宮駅前にあったはずの食事・喫茶「いしかわ」。
“100えんショップ”の文字が黒の油性ペンで消してあるが、これは「100円ショップ」を併設していたけれど、撤退したってことではなくて、コーヒーとハンバーガーが100円だったということだろうか。1970年代の100円ショップのマッチを見つけたと思ったのだけれどね。
マッチ箱の片面には”静岡競輪”の1979年4月の開催日と”開催日は駅南口から無料バスが運行しております。ご利用ください”という案内、反対面には静岡県静岡市の久能山東照宮について、”徳川家康の遺言によって建てられた見事な社殿はすべて国の重要文化財となっている”という説明、背の部分には”次回”5月の静岡競輪開催スケジュールが印刷されている。
案外多い競輪開催日の広告マッチの一つです。
静岡県伊豆の国市の令和4年1月の「都市再生整備計画 伊豆長岡地区」を見ていくと伊豆・長岡の”さかなや旅館”について次のような表現がある。
“さかなや跡地整備事業 伊豆の国市長岡1068 さかなや旅館跡地 規模:敷地約3000平方メートル”
“長岡地域の拠点である南山荘とその前面のさかなや旅館跡地の整備により、滞在型のまちなみづくりに向けた取組が加速していくことになるが、連続する疲弊した商店街の空き店舗・空地等の活用が求められている”
“低未利用な土地(さかなや跡地)を(仮称)長岡温泉広場として整備”
低未利用な土地とは簡単にいえば「有効に利用されていない土地」のこと。
ということで、このマッチラベルの”さかなや旅館”はもう存在しない。
静岡・富士市にあった喫茶・スナック「スコット(SCOT)」。
広告マッチなので飾られるために作られたわけではないが、飾られるとも思われていなかったであろう。
マッチの見本帳に載っていそう(店名だけ差し替えることができそう)、といえばそのようにも見える。
もう、「スコット(SCOT)」を見つけることはできない。