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ミュージィック・ドラマ「ラビット娘」 日本文化放送毎土曜 提供:富士工業株式会社

ミュージィック・ドラマ「ラビット娘」 日本文化放送毎土曜 提供:富士工業株式会社 (1)
ミュージィック・ドラマ「ラビット娘」 日本文化放送毎土曜 提供:富士工業株式会社 (2)

“1917年に創業した中島飛行機は瞬く間に巨大会社となり、富士産業と名前を変えたのもつかの間で、解体された後は、それぞれの工場が独立した企業体として再出発することになった。(野地秩嘉「スバル ヒコーキ野郎が作ったクルマ」、2019年、プレジデント社)”
“会社も15社に分割された。15社とは日本各地にあった工場の単位に分割されたということだ。(同書)”
“富士産業から分かれた各社のうち、スクーターの製造を手がけたのは太田、三鷹の工場である。どちらも会社名は富士工業。(同書)”

日本文化放送が「1130KC」という周波数を使っていたのは1953(昭和28)年8月15日から1978年まで。
ラビットスクーターは1946年から1968年まで製造販売したスクータータイプのオートバイ。

“ラビットスクーターは女優の高峰秀子、北原三枝(石原裕次郎夫人)、白川由美といった宣伝キャラクターを起用し、広く宣伝したこともあって、時代を象徴する乗り物になった(同書)”

「ラビット娘」とは高峰秀子、北原三枝、白川由美を起用したラジオ・ドラマだったのでしょうか。

そんなミュージィック・ドラマ「ラビット娘」 日本文化放送毎土曜 提供:富士工業株式会社のマッチラベルです。

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姫路、神戸・垂水 喫茶「思いつき」

姫路、神戸・垂水 喫茶「思いつき」 (1)

かつて姫路と神戸・垂水にあった喫茶「思いつき」。マッチ箱については拙著「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス(2019年、グラフィック社)」にいくらかまとめましたので、別の話を書きましょう。
「思いつき」の歴史については詳しいことはわかりませんが、姫路市に本店を置き、垂水へと広がってきた喫茶店でした(神戸・兵庫区に同名の喫茶店がありますが、系列店ではありません)。
この「思いつき」のマッチラベルを古くから手掛けてきたのはおそらく神戸生まれの画家の板家久美(いたやひさよし)であると僕は考えています。

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東京・上野広小路赤札堂横 シャンソンと珈琲「スーベニール」 – その2

東京・上野広小路赤札堂横 シャンソンと珈琲「スーベニール」 - その2 (1)
東京・上野広小路赤札堂横 シャンソンと珈琲「スーベニール」 - その2 (2)
東京・上野広小路赤札堂横 シャンソンと珈琲「スーベニール」 - その2 (3)

「戦後と喫茶店(鈴木文代、2021年)」に引用・掲載されている、としてマッチラベルを紹介したのが2023年6月2日。というわけで「その2」。
より新しい「スーベニール」のマッチが今回のこれ。
フィンガーペインティングで描かれたような”Coffee”の文字に、新たな発見として、姉妹店は”お茶の水 ウィーン”、”御徒町 セ・シボン”という記載がある。

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TBS店・六本木店 CURRY:SAXON

TBS店・六本木店 CURRY:SAXON (1)
TBS店・六本木店 CURRY:SAXON (3)
TBS店・六本木店 CURRY:SAXON (1)

バブル期前夜の東京に誕生したカレーショップ「サクソン」。
ブックマッチに印刷されているのは「TBS店」と「六本木店」の電話番号。
カレーショップ「サクソン」の名前を「商店建築1973年6号(商店建築社出版)」の目次の中に見つけた。

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東京・上野広小路赤札堂横 シャンソンと珈琲「スーベニール」

「戦後と喫茶店(鈴木文代、2021年)」の「昭和20から30年代の喫茶店」に次のように引用・掲載されている。

“赤札堂横の「スーベニール」は階上がお熱いアベックのタマリとして定評あり コーヒーよりネバッって楽しむというお二人さんが多い 音楽はシャンソンと映画音楽”

箱にすれば「ボックスマッチ寸六型」と呼ばれるマッチ箱になる。