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マッチ・コレクション/サントリー・バー「シャモト」 – 新橋西口野外ステージ裏

マッチ・コレクション/サントリー・バー「シャモト」 - 新橋西口野外ステージ裏 (1)
マッチ・コレクション/サントリー・バー「シャモト」 - 新橋西口野外ステージ裏 (2)
マッチ・コレクション/サントリー・バー「シャモト」 - 新橋西口野外ステージ裏 (3)

JR「新橋」駅西口の通称「SL広場」という場所は戦後(第2次世界大戦後)、自然発生的にバラックが建ち、闇市として栄えました。それではよくない、と1949年に広場は整備され、野外ステージが誕生し、後に場外馬券場やカラーテレビなどが設置されたそうです。
そんな時代の東京・新橋にあったサントリー・バー「シャモト(Shamoto)」。黄色のマッチラベルに柳原良平が描いた(ような)イラストが印刷されています。

さて、新橋駅における僕の大きな勘違いは”マッチ・コレクション/トリスバー「プレゼント」- 新橋烏森口(2017年11月27日)“を読んでいただくとして、「建築デザインシリーズ 20 バァー II(上野隆編、1958年、井上書院)」にこの「シャモト」が載っています。この本でとりあげられるくらい、素敵なデザインのお店だったのでしょう(ただし僕は今、この本を手元に置いてblogを書いているわけではありません。僕には手に入れることは難しそうですが、店舗の外観や店内や平面図も載っているようなので、機会があれば読んでみたい)。

その野外ステージがどうなったかというと、1972年の駅前再開発計画で解体され、現在の「SL広場」となるのです。