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マッチ・コレクション/さんよう喫茶 (明石)

マッチ・コレクション/さんよう喫茶 (明石) -1-
マッチ・コレクション/さんよう喫茶 (明石) -2-
マッチ・コレクション/さんよう喫茶 (明石) -3-

ずっと「さんよの」と読み間違えていました。
明石にあった「さんよう喫茶」のマッチ箱は引き出し部分も含め、経木でできていて、ラベルには”I.I”のサインがあります。
この”I.I”氏が手掛けたラベルは明石城こそ描かれていませんが、明石の地形の特徴をうまく描き出しています。

「さんよう」とは「山陽」のことなのだと思います。
手元にある「三省堂 新明解漢和辞典 第6刷(1974年)」によると
“「山陽」 1. 山の南がわ。陽は日が当たる意 2. 地名、郡名・県名に多い 3. わが旧地方区画八道の一、中国山脈の南”
の意味があります。

JR西日本山陽本線の「明石」駅と山陽電鉄の「山陽明石」駅は現在隣接していますが、かつてはやや離れた位置にありました。
JR「明石」駅は1964(昭和39)年に現在の位置に移転(西に約160メートル移転)し、高架化、山陽電鉄「山陽明石」駅は1991(平成3)年に高架化されました。

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