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マッチ・コレクション/Cova 電話喫茶コバ新橋店 + 音楽喫茶コバ横浜店

マッチ・コレクション/Cova 電話喫茶コバ新橋店 + 音楽喫茶コバ横浜店 (1)
マッチ・コレクション/Cova 電話喫茶コバ新橋店 + 音楽喫茶コバ横浜店 (2)
マッチ・コレクション/Cova 電話喫茶コバ新橋店 + 音楽喫茶コバ横浜店 (3)

”Cova(コバ)”の「新橋店」は「電話喫茶」で、「横浜店」は「音楽喫茶」。
前者は”東京都港区芝新橋”の住所が、後者には”横浜市中区吉田町”の住所がマッチ箱の背の部分に印刷されています。

「電話喫茶」とはテレフォンクラブ(テレクラ)のことではありません。
1955(昭和30)年頃、街なかには「赤電話」「青電話」といった公衆電話が登場し、1959年には喫茶店、アパート、病院などには「ピンク電話」の設置が広がります。
そんな時代、会社の外で電話を使いたいビジネスマンは公衆電話を使うか、店内・店先にある「ピンク電話」を利用したわけですが、非常に長い列をつくりながら順番を待たなければならなかったそうです。

そういった背景の中、交換台を設置し各テーブルに電話機を設置した、コーヒーを飲みながら電話ができる喫茶店が登場します。これが「電話喫茶」です。

電話喫茶・音楽喫茶”Cova”の”o”はコーヒー豆をデザイン化したものですね。
たるみ燐寸博物館には「600-A2(G)」という型番のダイヤル式電話機が置いてあるのですが、僕の娘も双子の息子たちも見たことがあっても、使い方がよくわからないといいます。
僕は今でもかつての実家の電話番号を指の動きとダイヤルが元の位置に戻る時間とともに覚えているのです。

2020年3月5日に書いた”マッチ・コレクション/荒田町には珍らしい店「リンタロー」 (神戸・兵庫)“も「電話喫茶」のようなスタイルのスナックだったのかもしれません。