


僕が「菊池寛」という作家の名前に出会うの久し振りのことです。芥川賞・直木賞を設立したこともすっかり忘れていました。
香川県高松市に生まれた菊池寛は晩年、東京都豊島区雑司が谷(ぞうしがや)1丁目にあった2階建ての洋館に住んでいたそうです。
マッチ箱に描かれているのがその洋館ではないか、と僕は思っています。
その洋館が取り壊され、「菊池寛記念会館」兼学生会館「目白台学生ハイム」が建てられますが、1997年に閉館・解体され、新たなマンションが建設され、現在は「菊池寛旧居跡」の碑が建っているそうです。
「菊池寛記念会館」は1999(平成11)年に香川県高松市昭和町に移転しています。
旧「菊池寛記念会館」の1階にいつの時代にかあった「ヘールの友だちの友だち」といカフェテリア。
「ヘール」とは誰なのでしょうね。「誰かの友だちの友だちは他人」だと僕は思っています。
洋館とは反対の面に描かれているのは遊びすぎて、ロバの耳としっぽがある姿になったピノキオですね。