
そーだ! まだ暑い! 神戸・垂水では昼間の室温は30度を超えています。
ということで、炭酸飲料「ミッション・ジュース」の広告・宣伝用のマッチラベルです。
拡大して確認したところ、アルファベットの”M”をデザイン化した冠のトレードマークとともにリターナブル瓶に描かれているのは
“TRADE MARK REG.”、”MISSION BEVERAGES”、”Naturally Good.”、その周りを円形で囲むように”BOTTLED BY QUALITY BOTTLERS EVERYWHERE”、”UNDER LICENSE OF MISSION DRY CORPORATION”の文字です。
“Naturally Good.”は”Mission Dry Corporation”のキャッチ・フレーズで、直訳すると「自然といい感じ。」ですが、「くっきり、爽快。」とでもしておきましょう。
「ミッション・ジュース」の歴史は1929年、アメリカの飲料会社が「ミッション・コーラ」を発売したことに始まるようです。
1948年11月1日に”MISSION BEVERAGES”の米国連邦商標登録が行われています。
1951年12月18日、「United States Court of Customs and Patent Appeals(米国税関特許控訴裁判所)」で結審した「Mission Dry Corporation」と「Seven-Up Corporation」間で争われた「Charge Up」の商標登録に関する訴訟記録が残されています。
日本では1950年代初めに”オレンジ、パインアップル、クリームソーダ、コーラ”といった炭酸飲料が販売され、1974年に「湘南ミッションボトリング」が日本国内での販売権を獲たそうなので(現在は販売していない)、神奈川県内ではリターナブル瓶が見つかりやすいようです。