


コロムビアレコードが1970年初めに発売したブルーノ・ワルター指揮、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」は”品番 WL-5245″からすると「ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団、ウエストミンスター合唱団」盤となる。
1949年に録音されたが、ワルターが第4楽章の完成度が低いとして第4章のみ1953年に録音し直したとされている。
ユージン・オーマンディが指揮したベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は”品番 ZL-26″からすると1955年に録音された「フィラデルフィア管弦楽団」盤、廉価版「ダイアモンド・シリーズ」として発売されたことになる。
どちらもモノラル録音である(たぶん…)。
通常LP盤は12インチ(約30cm)だが、どちらも10インチ(約25cm)盤のLPレコードだったらしい。