福島県の土湯温泉にある旅館のブックマッチです。旅館の部屋に置かれていたのだと思います。
このブックマッチの使い方は図解されているので、その通りに押してみました。
黒い紙軸のマッチ棒とマッチストラーカーが飛び出てくる構造です。
形が特殊なブックマッチだと思っていましたが、側面に「靴べらマッチ PAT.P.3906-1132」とあります。
「靴べらマッチ」ということは黒い紙軸のマッチ棒の部分とは反対の部分が「靴べら」となるんですね。なるほど。
「PAT.P」なので特許出願中ということですね。1999年以前の出願は和暦で番号が割り当てられたらしいので、その後ろにある「3906-1132」という番号は昭和39年の出願を示しているのでしょうか?
旅館の電話番号は「TEL. (つちゆ) 10・58・138」なのですが、この電話番号が使われていた時代が僕にはさっぱりわかりません。