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ツルヤ食品合名会社(神戸市兵庫区)の経木のマッチ箱

ツルヤ食品合名会社(神戸市兵庫区)の経木のマッチ箱 (1)

ツルヤ食品合名会社(神戸市兵庫区)の経木のマッチ箱 (2)

「ツルヤ食品合名会社」のマッチ箱です。どちらが表か裏なのかわかりませんが、工場のイラストにほのかな暖かみを感じます。遠近法も用いられています。素敵ですね。
“創業”、”35年”、”ケーキ”、”食料品”の文字もあります。
マッチ箱のサイズは「56mm * 48mm * 10mm」で、「寸六型」または「大平型(おおべたがた)」とよばれる大きさです。
うすく紙のようにけずった木のマッチ箱で、同様に引き出し部分も、うすく紙のようにけずった木でできています。

ツルヤ食品合名会社について僕が調べ始めたの2015‎年‎6‎月‎15‎日のことです。
2016年4月12日のblog「別冊・SANPO – KOBE喫茶探偵団報告会2」で多くのことがわかったと書いたのですが、続きを書いていませんでしたね。
ちょっと長い文となります。時間を持て余した際に、お読みください。

1925(大正14)年、神戸市兵庫区羽坂通3丁目に食パンやケーキをつくる工場ができました。それがツルヤ食品合名会社でした。
1954(昭和29)年に神戸市兵庫区東山町4丁目に移転し、ツルヤ食料品研究所となります。2007(平成19)年2月におおよそ半世紀の歴史に幕を下ろしました。

「別冊・SANPO – KOBE喫茶探偵団報告会2」に”ツルヤ食料品研究所 レポート”という6ページに及ぶ記事が写真付きで載っているいるので、詳細はそちらを見てください。
たるみ燐寸博物館に譲ってもらった大切な1冊があります。

さて、ツルヤ食料品研究所となった1954年から”創業35年”分を引くと1919年になってしまいます。
そこで、「別冊・SANPO – KOBE喫茶探偵団報告会2」を読み直します。
「創業してから35年」ではなく、「創業を昭和35年」としたのでしょう。昭和34年ごろに家庭的イベントがあったようです。

そうそう、ネーポンを飲んだことがありますか?
1963年頃にツルヤ食料品研究所はネーブルとポンカンの果汁を入れたオリジナル清涼飲料水「ネーポン」を製造販売を開始します。のちに「幻のジュース」と呼ばれるようになります。