1989年全国東宝洋画系ロードショー作品「メイド・イン・ヘブン」。
製作:レイノルド・ギデオン、ブルース・エバンズ、デビッド・ブロッカー、監督:アラン・ルドルフ。
僕はこの映画を劇場公開当時のアンコール・ロードショーとして上映したほとんどが女性で占める映画館で観た。単純だけれど、とても素敵なストーリーに涙が出るのです(映画のエンディングでたくさんの女性のすすり泣く声が聞こえたことを覚えている)。
個人的には何度も観たくなるお気に入りの作品なので、中古のVHSビデオテープ版を何年か前に手に入れたのですが、この作品、どういうわけか日本盤DVDは今のところ存在しない。どうしてだろう?
是非、リマスターしてDVD化して欲しい作品です。
ティモシー・ハットン、ケリー・マクギリスといった俳優陣を起用し、トム・ペティ、ニール・ヤング、リック・オケイセック等のロック・アーティストがほんのちょっとした役で登場したりするので、「おっ」、「あれっ」とロック・ファンにはうれしい映画でもある。
僕はこの映画でサウンドトラックの一部を担当したマーク・アイシャムの存在を知ったし、ニール・ヤングが曲を提供し、「The Motels」のリード・シンガーであるMartha Davis(マーサ・ディヴィス)が歌う劇中とエンドロールでかかる曲「We Never Danced」を探し続けた。