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ケッヘル番号

ケッヘル番号

1800年の1月14日はオーストリアの音楽研究家ルートヴィヒ・フォン・ケッヘルが生まれた日だそうです。

彼の功績はモーツァルトの作品に「K」という文字に続いて、ほぼ年代順に整理した番号が割り当てられて、いくつかの修正が行われ、今もなお残っている。
たとえば、 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525」、「レクイエム ニ短調 K.626」といった具合に。

ドイツの音楽研究家ヴォルフガング・シュミーダーはバッハの作品番号にBWVを付けた。
たとえば、「ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046」、「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」、「G線上のアリア」として知られている第2楽章を含む曲は「管弦楽組曲 第3番 二長調 BWV1068」といった具合に。

では、ケッヘルはなぜそこまでモーツァルトの作品にとらわれたのでしょう。
シュミーダーはどうしてバッハにこだわったのでしょう。

それは彼らが音楽研究者だったからと単純に片付けることのできない何かが存在していたのだと思う。

分類するという行為は「これはこっち、これはそこ、それはここじゃなくって、どこだったかな」と意外と大変なんですよね。

僕は夕景にこだわっているわけでも、とらわれているいるわけでもないのだけれど、夕刻の風景が好きなのは、少々の街の汚れも僕のカメラに関する稚拙な技術も逆光と迫ってくる闇が覆い隠してくれる、というごく簡単な理由しか存在していないからだろと思う、おそらく。

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