マッチ・コレクション/喫茶コロムビア(COFFEE SHOP Colombia) – 三宮高架下センイ街浜側

マッチ・コレクション/喫茶コロムビア(COFFEE SHOP Colombia) - 三宮高架下センイ街浜側 (1)

マッチ・コレクション/喫茶コロムビア(COFFEE SHOP Colombia) - 三宮高架下センイ街浜側 (2)

マッチ・コレクション/喫茶コロムビア(COFFEE SHOP Colombia) - 三宮高架下センイ街浜側 (3)

マッチ・コレクション/喫茶コロムビア(COFFEE SHOP Colombia) - 三宮高架下センイ街浜側 (4)

マッチ・コレクション/喫茶コロムビア(COFFEE SHOP Colombia) - 三宮高架下センイ街浜側 (5)

譲り受けた多くのマッチ箱の中に 「”三宮高架下センイ街”と印刷された喫茶店のマッチがあるんだよな」って思い出しながら、どこに置いたのかわからなくて、もう2年くらい経つ。

「三宮センイ商店街」はJR「三宮」駅西口から高架下沿いに西へ広がる商店街だけれど、その西端がどこまでなのかちょっと忘れてしまった。
「三宮センイ街」と呼ばれた時代もあるが、1975年に「三宮センイ商店街」という名称になったようだ。歴史はもっと古いのだと思う。

先日、そのマッチ箱を見つけ出した。
“三宮高架下センイ街浜側”にかつてあった 「喫茶コロムビア(COFFEE SHOP Colombia)」の経木のマッチ。”浜側”とは神戸では南側のこと。
一般家庭にまだテレビが普及していなかったのだと思う。

マッチラベルに描かれたイラストとタイポグラフィーが素晴らしい。
見つけたときのためにと2018年5月11日に撮影していた「三宮センイ商店街」の表示板とその西にある「阪急 神戸三宮駅」の表示板とともにここに残しておきます。

広告

接着剤と記憶、そして構成成分

接着剤と記憶、そして構成成分

 

隔たりの大きい昔、僕はどんなものとどれだけ強力に結びついていたのだろう。
隔たりの小さい昔、僕はどんなものとどれくらい強力に繋がっていたのだろう。

隔たりを認識できない今、僕は言葉と強く交わっていたい。

マッチ・コレクション/家族亭

マッチ・コレクション/家族亭 (1)

マッチ・コレクション/家族亭 (2)

マッチ・コレクション/家族亭 (3)

マッチ・コレクション/家族亭 (4)

マッチ・コレクション/家族亭 (5)

マッチ・コレクション/家族亭 (6)

「家族亭」は兵庫・大阪を中心に多く店舗があるのだけれど、「家族亭」の歴史は簡単にまとめることができそうにもないので、ここでは触れない。ぴょーんピョン。

たるみ燐寸博物館には「家族亭」のマッチが2つあって、ひとつは経木で「梅田OS劇場東」にあった店、もうひとつは紙製で「西宮市丸橋町」にあった店のマッチ。
それぞれ「ボックスマッチ寸六型(5.6cm * 4.7cm * 0.9cm)」、「ボックスマッチ寸二型(5.6cm * 3.6cm * 0.9cm)」と呼ばれるサイズ。

子供が生まれるまで、妻と僕は外食するとが多く、時々、「デュオこうべ浜の手」にある「家族亭 神戸駅地下街店」に行った。
妻と僕が向かい合ってテーブルについたある日、隣ではお年を召した女性がひとりで食事をしていた。
どこかに出かける途中かその帰りなのか彼女の荷物が多かったことをよく覚えている。
彼女が勘定を払うためにゆっくりと席を立ちレジに向かうと、さっきまで彼女が座っていた席に忘れ物らしきものがあって、まだレジにいる彼女のところまで「忘れていませんか」と届けに行った。
届けに行ったのが僕だったのか妻だったのか僕はもう忘れてしまった。

妻と僕が食事を再開すると、支払いを済ませたはずの彼女が僕たちのほうへゆっくりとやってきた。
「先ほどはご親切にありがとう」。そして「どうぞ」と言って、僕たちに家族亭のレジで買った「そばぼうろ」を手渡したのです。

マッチ・コレクション/京都千本丸太町「天久(TENKYU)」

マッチ・コレクション/京都千本丸太町「天久(TENKYU)」 (1)

マッチ・コレクション/京都千本丸太町「天久(TENKYU)」 (2)

マッチ・コレクション/京都千本丸太町「天久(TENKYU)」 (3)

京都・千本通りにあったカフェー「天久」は1986(昭和61)年10月に閉業し、 岐阜県恵那市にある「日本大正村(開園は1988年)」にテーブルや椅子などの什器とともに寄贈され、そのままの姿(たぶん…)で営業しているそうです。
僕はまだ「日本大正村」に行ったことはないのですが、そこにある「大正時代館」の正面入口は「団体用」で、個人で入館する場合は移築後の「天久」を入口を利用するそうです(間違っていたらごめんなさい)。

「天久」は1923(大正12)年の創業。創業当時は天ぷら屋だったそうです。

その「天久」の古いマッチです。
マッチラベルはシンプルですが、どのような意味が含まれているのか読み解くのは難しそうです。
きっとこのようなマッチラベルに描かれた小さな「作品」世界に「解釈」は存在しなくて、僕たちはただ心で深く感じ取るだけでいいのだと思います。