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マッチ・コレクション/モスクワの味「パルナス」(梅田阪急ファイブ地階)

マッチ・コレクション/モスクワの味「パルナス」(梅田阪急ファイブ地階)
2014年7月4日の朝日新聞大阪本社版夕刊「葦 夕べを考える – 忘れがたき パルナス」という記事が載っていました。
パルナスとは1947年、神戸市で創業され、2002年に幕を閉じた「パルナス製菓株式会社」のことです。黒字経営であるにもかかわらず解散しました。

パルナスと言えば「モスクワの味」、そして「パルナスの歌」をはじめ、いくつかのCM曲…のはずですが、わかってもらえるのは関西だけなのでしょうか?

古角松夫は会社を解散するに当たり、故郷である兵庫県加西市にパルナスに関連する品々を寄贈したそうです。
このマッチをまだ手にしていなかった2003年に、その加西市で「パルナス展&古角松夫」が開催されたことを僕は最近知りました。
加西市が発行する「広報かさい/2003年3月号No.466」によると

“パルナスCM放映、パルナスCMソング演奏、関連グッズ展示、古角コレクション(絵画、写真等)展示”

等が行われたようです。

さて、この「モスクワの味/パルナス」のマッチには「梅田阪急ファイブ地階」と印刷されています。
マッチ箱の表側にある”ΠΑΡΗΑC”はパルナスのロシア表記です(だと思います。特殊文字なのでweb上できちんと表示されるかどうかもわかりません)
阪急ファイブは1971(昭和46)年にオープンし、1998(平成10)年に「HEP FIVE」という名称になりました。
「赤い観覧車」が有名ですね。1度乗ったことがあります。
大阪の電話番号のうち「06」地域の市内番号の4桁化は1999(平成11)年に始まったはずなので、このマッチは1971年頃から1998年までに流通したのではないでしょうか(違っていたらごめんなさい)。

後手に回ることのほうが多くなったマッチ箱の1つです。

* blog内、全て敬称略です。