Maggie Reilly(マギー・ライリー)について書くとき、1980年代のマイク・オールドフィールドを避けることができないのは残念なのだけれど、マギー・ライリーの名が広く知られようになったのは、マイク・オールドフィールドの1983年のアルバム「CRISES」に収められている”Moonlight Shadow”であることは間違いないし、1984年のマイク・オールドフィールドの「DISCOVERY」では更に多くの曲を歌うことになるのだけれど、1987年にリリースされたマイク・オールドフィールドの「Islands」ではボニー・タイラーが歌う。
マギー・ライリーの歌わないマイク・オールドフィールドの曲を僕は残念に思った。
でも、「Islands」に収録されている曲はマギー・ライリーには歌えない。マギー・ライリー向きではなかったとでも言える。
1989年のアルバム「Earth Moving」については2014年9月7日のblogに書いたので、ここでは触れない。
話をマギー・ライリーに戻そう。
1984年、彼女は”実質的な休業宣言を決め込んでしまった”、らしいけれど、まあそれには理由がある。いろいろと。
確かに彼女はマイク・オールドフィールドの1989年のアルバム「Earth Moving」で”Blue Night”という曲を歌って以降、マイク・オールドフィールドのアルバムで歌っていない。
そして、1992年、マギー・ライリーとしてソロ・デビュー・アルバムの「Echoes」をリリースし、音楽活動を再開する。
日本盤のタイトルは「エコーズ – 永遠の旋律(しらべ)」。そこに4つ折りで収まっているライナーノーツの片面に彼女について詳しい記録が載っている。
2002年以降にリリースされたアルバムは持っていないな、と僕は思う。
* blog内、全て敬称略です。