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真鍮製のスウィング・ドアベル

真鍮製のスウィング・ドアベル

実店舗の入り口(同時に出口でもあるのだけれど…)には窓もない防火用の鉄の扉しかなくて、夏でも冬でも防火扉を開けっ放しにしていて、店舗らしくない時期もあったのだけれど、昨年、木製のドアを取り付けた。
防火扉はそのまま残して、店舗側にもう1つ扉を設けるという方法を選択したのはいろんな理由からだけど、この扉だけは自分でつくり上げることができそうになかったので(自分で作るつもりだったので、測量し、図面まで描いたけれど…)、工務店に作業を依頼した。

そして、今週、扉に真鍮製のスウィング・ドアベルを取り付けた。

今までどうしていたかと言うと、ドアが「カチンッ」と音を立てて開くのを来客の合図としていたのだけれど、それもちょっと寂しいよな、とも思って、店舗に似合うようなベルを探して、時間だけが過ぎて行った。

なくても構わないと思っていたけれど、そしてまだこの真鍮製のベルが音を奏でる回数はそれほど多くないのだけれど、僕はかなり気に入っている。