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どちらかといえばあまりよくない、と僕は思う。

どちらかといえばあまりよくない、と僕は思う。
“(1) そのものをとりまき、影響を与える関係にある外界。(2) 「(1)」のうち特に、自然・社会の中で、生活体に影響を及ぼす外在的状況”

「新潮 現代国語辞典(1985年、新潮社)」ではそのように語の意味が説明されている「環境」。

コンピューターが設置されている環境には温度も湿度も高く、加えて埃の多い場所もある。
夏でも上着を必要とし、冬にはコートを羽織らなければならない、しかもとてもクリーンな隔離されたような場所もある。
僕が今日作業した場所はどちらかといえば前者で、そこで作業する人たちを僕は気の毒に思う、ほんとうに。
真夏でもエアコンディショナーの主電源を切られているらしい。部屋の中より、外の木陰のほうが涼しいので外に机を出して作業しようかと思うって、女のコが呟いていた。
コンピューターにもプリンターにとっても、そして人のカラダにとっても、どちらかといえばあまりよくない、と僕は思う。

僕は厳しい2つの環境下で作業をしたことがあるけれど、仕事をする環境はどこまで変わったんだろう、と思う。僕のシステム・エンジニア時代はもう遠く昔のことになってしまったけれど、ね。

スッキリしない空とやや慰められるような夕景の神戸に、持ちだした傘と作業用のSDメモリカードを置き忘れてきたことに僕は気がつく。やれやれ。

* blog内、全て敬称略です。