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湿式ヘッド・クリーナー(VHS/S-VHS)

湿式ヘッド・クリーナー(VHS/S-VHS)/本体

湿式ヘッド・クリーナー(VHS/S-VHS)/パッケージとクリーニング液大きさを比較するための対象物とともに撮影することを忘れてしまったので、ここに写っているモノがどれくらいの大きさなのかわからないですね。
VHS(S-VHS)ヴィデオ・テープと同じ大きさです。それは当然ですね。
と、ここに書き残しても、VHS(S-VHS)ヴィデオ・テープの存在すら知らない人だっているはずです。

これでVHS(S-VHS)ヴィデオ・デッキのヘッド・走行系のクリーニングを行います。
クリーニング・テープには「汚れを取り除くだけでなく、ヘッドの表面状態も整える」クリーナーとテープパス部分全体に有効で、しかもヴィデオ内部を清潔に保つ」クリーナーがあって、前者を「乾式」、後者を「湿式」と呼んでいました。

これは「TDK TCW-21」という型番の湿式ヘッド・クリーナーで、クリーニング液を注入口に4滴入れて、ヴィデオ・テープと同じようにヴィデオ・デッキにセットして、標準録画モードで約20秒走行させます。

ここに使い方を書いても、全くと言っていいほど価値はないですね。
地上デジタルチューナー内蔵ヴィデオ一体型DVDレコーダはまだ生産されていますが、そもそもヴィデオ・デッキなんてモノが存在したことすら忘れ去られようとしているはずですから、このようなヘッド・クリーナーの需要も今は少ないでしょう。
それよりもヴィデオ・デッキを使って録画したり、映画を観たりしていた時代に、どれくらいの人がヘッド・クリーナーを使っていたのか、その存在さえ知られていなかったのではないかと僕は勝手に思っています。

僕はまだ「S-VHSヴィデオ・デッキ」を2台持っていて(そのかわり、という意味は全くありませんが、Blu-ray Discに録画したり、Blu-ray Discを再生する装置は持っていません)、DVD化されていない、おそらくBlu-ray Disc化もされない映画のテープを何本か持っているので、ヴィデオ・デッキを使います。

でもこのクリーニング液の成分がわからないので、変質している可能性も考えて、僕は最近は使っていません。
そういうわけで、いつもながら使い道のない内容です。