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砂粒のような粗さを備える空

砂粒のような粗さを備える空
空は精彩を欠き、太陽の位置さえおぼろげで、それと同じく僕も他のそれほど優れない日々と同じく、砂浜を歩くような不自由さを焦りの中に感じながら、昼から立ち上がって、コトを進めるには物憂い。

混沌とした世界がいくつも組み立てられ、積み重なっていくのを、優先順位を変えてまで秩序を与えようとする僕の試みに、時間だけがシステマティックに崩れていきます。