カテゴリー
雑文

6月の取り決め

6月の取り決め
気象庁ってところが自然現象のデータを収集し、解析し、公開した内容に過ちがあっても、責めないで欲しいの。
それを最初に伝えておかなくてはならない、と思うわ。

情報の収集量は解析結果の正確さに反映すると思うのだけれど、そこにはバイアスが存在するし、未来に関して起こりえる事象を間違いなく当てることはできないのよ。
あくまで、可能性を示しているだけ。そのあたり誤解しないでよね。
可能性だからいくつかの選択肢という幅があって、1つに絞り込むことができないのが、現在の状態と思ってね。
未来において、その選択できる項が少しは減ったりするかもしれないけれど。

それに必ず守ると誓ったわけじゃないの。
日本においては6月から7月中旬は季節的な長雨が降ることになっているみたいだけど、「必ず守る」と言った覚えはないのよ。
雨と取り決めをしたわけじゃないわ。
だからどこかに文章化して残したってわけでもないのよ。

6月に降る雨は梅の実の熟するころの雨の意で「梅雨」、黴(かび)を生じやすい雨の意で「黴雨」って書くそうね。

ねえ、もう少し待ってくれると嬉しいんだけれど。ダメ?
約束を果たせないことだってあるし、計画通りいかないことだって多くあるでしょ?

2013年の6月がそうつぶやく。