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ボウリング

「明舞ボウル」と「グランド六甲ボウリングセンター」のマッチ(1) 「明舞ボウル」と「グランド六甲ボウリングセンター」のマッチ箱

東遊園地公園「ボウリング発祥の地」の記念碑(2) 三宮・東遊園地公園にある「ボウリング発祥の地」の記念碑

親指の根元・中指の根元・人差し指の先で、ボウリングのボールを支えるという動作を最後にしたのはいつのことだったのか、思い出せないけれど、ボウリング場が閉鎖される一方で、最近ではテレビ中継されるボウリングの試合では容姿に目を奪われるような女性プロボウラーが多くなり、一体、今、ボウリング業界はどのような状態にあるのか、とも思うのだけれど、そもそも、ボウリング場にある「ハウスボール」と呼ばれるボールの穴は僕の指には小さすぎて、ボールが指から抜けないこともしばしばあって、ボウリングからは遠ざかっている。

さて、(1)は神戸市内のボウリング場のマッチ箱で、「明舞ボウル」のマッチは1975年に、「グランド六甲ボウリングセンター」のマッチは1982年に入手した。
「明舞ボウル」はかつて伊川谷有瀬にあって、100レーンを有していたボウリング場だったのだけれど、今はもう存在していない。
「グランド六甲ボウリングセンター」は六甲道付近の国道2号沿いにあって、阪神淡路大震災以降に「グランド六甲ビル」となり、50レーンを有するボウリング場「神戸六甲ボウル」が内部にある。

(2)は神戸市役所の南に位置する東遊園公園内にある「ボウリング発祥の地」の記念碑。

ボウリングのボールとピンをデフォルメした記念碑なのだけれど、神戸は日本での「ボウリング発祥の地」ではありません。

日本最古のボウリング場、つまりボウリング発祥の地は「長崎」です。
1861年6月22日、長崎に日本初のボウリング場ができ、1864年には横浜での外国人居留地であった、現在の「港の見える丘公園」内にボウリング場ができます。
神戸では1869年に外国人居留地であった、現在の旧居留地と呼ばれる界隈にボウリング設備のある会員制クラブ「THE KOBE CLUB」ができます。
そういうわけで、神戸は日本でのボウリング発祥の地ではないわけですが、ではなぜ東遊園地公園に「ボウリング発祥の地」という記念碑があるのかといえば、1869年にボウリングレーンを備えた「THE KOBE CLUB」が東遊園地公園付近にできたことを記念し、1991年に建てられたというわけです(間違っていたらごめんなさい…)。

神戸にボウリング場が初めてできた場所がこのあたり、という程度の意味です(おそらく…)。

そういうわけで、「6月22日」はボーリングの日です。もう少し先のことですね。

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