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コロケーション/語の連結における相性問題

コロケーション/語の連結における相性問題
三省堂から2010年に発売された辞典に「てにをは辞典」というがあって、編集は小内(おない)一。60万の結合語の例を、35,000の見出しのもとに収録した辞典。青空を背景に緑の大地に立つ鼻から水を噴き上げている象のイラストが表紙に描かれている。
結合語は20年の歳月をかけて、文庫本を中心に、近現代の大衆小説・時代小説・純文学・評論など、幅広いジャンルから250名の作家の作品を分析して採集している。

2013年4月13日の朝日新聞(朝刊)「be」の「辞書いいね!」に紹介された際には

“とはいえ編者は、「正誤を決める本」とは考えていないようだ”

とある。

僕はまだ持っていない。
僕は毎日、blog書く際に、「てにをは」に関しては気にしないことにしている。語の連結に際し、相性があることは僕にも感覚として理解できる。
それに囚われたくないという思いで書いているかといえばそうでもなく、時々、過去のblogを読み直して、誤字や脱字、表現の曖昧さ、意味不明な表現を見つけてドキッとしているほうなのだけれど。

編者のメッセージは「言葉の海で溺れてください!」だそうです。そう書かれると、手元に置いておきたくなりますね。

今日の僕はまだ、睡眠の浅瀬でお溺れかけていて、空から光の帯が降り注ぐ。
何事にも相性はあるよね。

* blog内、全て敬称略です。