カメラを構え、それを職業とする人の中には、もっと洗練された感性でもって、光景や人物を切り取ることができる人がいて、そして文章を書き、それを仕事としている人の中には、もっと表現力があって、何気ない光景や普通の人々を丁寧に描写できる人がいる。
それがプロフェッショナルの流儀だと思う。
僕はどちらにも属さないことを認識している。
そして僕は欠けたものをお互いに補完する試みを行う。
東の空に浮かんだ目立たないように目立つ「月」が主役になる前、そして「太陽」の色彩豊かな舞台のカーテンが降りる前。
この時間を僕は気に入っている。