


スナック「パブ」は高知・帯屋町1丁目の「キャバレー椿ビル」の地下にありました。
マッチ箱はウイスキーかなにかで汚れたのか、経年劣化が進んだのか、染みが残り変色も進んでいますが、そこに7人の女性の横顔が描かれていたことがまだはっきりとわかります。
“キャバレー椿(キャバレー「ツバキ」)”については「マッチと街 – マッチがあった頃、高知の街はずっと元気であった。(発行:「マッチと街」出版委員会 、企画: 信田英司、 文・編集・デザイン:竹村直也、2018年)”」にマッチラベルとブックマッチと共に詳しく載っています。
書籍に関しては2018年12月25日に「マッチと街 – マッチがあった頃、高知の街はずっと元気であった。」というタイトルで紹介しましたので読んでいただけるとうれしいです。
その本には”ツバキのビル”の”地下の銘飲食店街にはバーや喫茶、お茶漬屋、蕎麦屋、おでん割烹、うどん屋などが入居していた”とあります。
キャバレー椿(キャバレー「ツバキ」)は1989年に店を閉じ、今は存在しません。
1950年から1990年の高知の街と燐寸については「マッチと街 – マッチがあった頃、高知の街はずっと元気であった。(発行:「マッチと街」出版委員会 、企画: 信田英司、 文・編集・デザイン:竹村直也、2018年)”、キャバレーに関しては「キャバレー、ダンスホール 20世紀の夜(著:今井晶子、西村依莉、撮影:奥川純一)、2018年、グラフィック社」をお薦めします。
そして 「マッチ(燐寸)を通して、街を記憶する」という僕の試みとともに拙著「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス(2019年、グラフィック社)」もよろしくお願いいたします。