マッチ・コレクション/高級配合珈琲「ういんな」 – 静岡・七間町

マッチ・コレクション/高級配合珈琲「ういんな」 - 静岡・七間町 (1)
マッチ・コレクション/高級配合珈琲「ういんな」 - 静岡・七間町 (2)
マッチ・コレクション/高級配合珈琲「ういんな」 - 静岡・七間町 (3)


かつて静岡・七間町(しちけんちょう)にあった喫茶店”維也納(ういんな)”の創業は1951年。
多くの学識者が集まる店だったそうです。閉業時期は不明ですが、現在はビルとしてその名前が残っているようです。
たるみ燐寸博物館が所蔵するマッチ箱は経木製で、片面は”ウインナ”と”COFFEE”の文字が躍り、もう片面は”ういんな”の「う」の右上に”1954″、マッチ箱の背の部分には”高級配合珈琲「ういんな」 | しずおか”と細く描かれています(撮影のために手持ちのマッチ棒を使用している)。

静岡文化情報誌「しすおかイベントニュース 2014.3」に「街角」という「静岡市内の様々な地域をクローズアップしてお届けする」コラムがあって、”かつて「静岡市(現・葵区)七間町にあった「珈琲店 維也納(ういんな)」の芹沢銈介デザインのマッチ箱”というキャプションとともにマッチ箱が載っていました。
たるみ燐寸博物館が所蔵する”ういんな”のマッチ箱とはデザインは異なり、また、その写真では片面と背の部分しか確認できませんが、背の部分(側面)には”日本で著名な珈琲店 維也納(ういんな)”と印刷されています。

おそらく、このマッチ箱のデザインも芹沢銈介(せりざわけいすけ)が手掛けたのだ僕は思っているのです。

blog内、全て敬称略です。

マッチ・コレクション/野天風呂と伊豆長岡温泉「白石館」 – 伊豆長岡温泉

マッチ・コレクション/野天風呂と伊豆長岡温泉「白石館」 - 伊豆長岡温泉 (1)
マッチ・コレクション/野天風呂と冷暖房大新館 伊豆長岡温泉「白石館」 - 伊豆長岡温泉 (2)
マッチ・コレクション/野天風呂と冷暖房大新館 伊豆長岡温泉「白石館」 - 伊豆長岡温泉 (3)

マッチ箱はかなり古い経木のマッチ箱によくみられる「両側とも側薬タイプ」なので、古くは経木のマッチ箱だったのかもしれません。

伊豆長岡温泉とは、長岡地区に所在する「古奈(こな)温泉」と「長岡温泉」の総称です。
「白石館」は戦前からある有名な旅館だったそうですが、1970年代に隣接する旧三菱財閥・岩崎家の別邸「三養荘」の一部となって「白石館」の名は消滅したようです。現在、「三養荘」は「プリンスホテル&リゾーツ」が運営する旅館です。

さて、東京学芸大学地理学分野内「歴史地理学会」にアーカイブ化されて残されている「中伊豆の修善寺・伊豆長岡の場合」に収録されている1967年の「伊豆長岡における土地所有形態」地図によると、”白石館”は「古奈温泉」にあった地元資本の旅館だったようです。

同資料に”伊豆長岡は第2次世界大戦後の新しい観光旅行形態に対応すべく、1962年に建設費2億円をかけて全長1800メートルのロープウェイを建設した”とありました。このロープウェイは今も「伊豆の国パノラマパークロープウェイ」として葛城山の山麓と山頂を往き来しています。

僕は「冬という季節」の中の温泉が好きです。

マッチ・コレクション/熱海「東映ナギサ」とCoffee「NAGISA」とBar「NAGISA」

マッチ・コレクション/熱海「東映ナギサ」とCoffee「NAGISA」とBar「NAGISA」 (1)
マッチ・コレクション/熱海「東映ナギサ」とCoffee「NAGISA」とBar「NAGISA」 (2)
マッチ・コレクション/熱海「東映ナギサ」とCoffee「NAGISA」とBar「NAGISA」 (3)

2020年現在、静岡県熱海市に映画館はありません。2010年頃にすべて閉館したようです。
“東映ナギサ”は「静岡県熱海市渚町10-5」にかつてあった映画館で、その住所からすると現在は「ローソン 熱海渚店」と「Cafe&Restaurant Nagisa」です。
1階が1947(昭和22)年創業の「ナギサコーヒー」ですね。2階から熱海の海を一望できるそうです。
かつてはバーもあったようです。
映画の上映時間まで待ち合わせたり、映画を観たあとで立ち寄った人も多いのではないでしょうか。

映画館の名前も喫茶店もバーの名前も「渚町」という町名に由来するのでしょう。
「ナギサコーヒー」については多くの方がwebに書き残していらっしゃるので、割愛します。

末長く愛されるお店であることをお祈りいたします。