
「横浜生絲取引所」の広告マッチラベル。
「明治」という時代以降、横浜から輸出される生糸は輸出商品の主役であったそうだ。
「横浜生絲取引所」とは蚕の繭から採れる生糸の取引を目的として設立された、かつての横浜にあった商品取引所。
1894(明治27)年に設立された「横浜蚕糸外四品取引所」をルーツとする。
第2次世界大戦中に生糸の取引が縮小したため、「横浜蚕糸外四品取引所」は1943(昭和18)年に解散。
1951年に「横浜米穀取引所」と合併し「横浜生絲取引所」が誕生。
2006年、「東京穀物商品取引所」との合併により解散。
2009年以降、生糸取引は休止されている。