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Oh!モウレツ 猛烈ダッシュ 丸善ガソリン100ダッシュ 丸善石油

Oh!モウレツ 猛烈ダッシュ 丸善ガソリン100ダッシュ 丸善石油 (2)
Oh!モウレツ 猛烈ダッシュ 丸善ガソリン100ダッシュ 丸善石油 (3)

CM史を学ぶ上で、必ず取り上げられる「Oh!モーレツ」。1969(昭和44)年のテレビCMで小川ローザが出演した、丸善石油のハイオクガソリン「100ダッシュ」。
スピードを上げて走る自動車の風圧でミニスカートがまくりあがり、「Oh! モーレツ」と叫ぶ。
マッチ箱に印刷されているのも小川ローザ。

CM史の資料等では「Oh!モーレツ」表記だが、実際はマッチ箱に印刷されているように「Oh!モウレツ」だったのかもしれない。

翌1970年には「モーレツからビューティフルへ」に始まる一連の広告キャンペーンが展開される。

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レギュラーガソリンが無鉛になりました。「ガソリン無鉛化相談室」を開設しています 丸善石油(ブックマッチ)

レギュラーガソリンが無鉛になりました。「ガソリン無鉛化相談室」を開設しています 丸善石油(ブックマッチ) -2-
レギュラーガソリンが無鉛になりました。「ガソリン無鉛化相談室」を開設しています 丸善石油(ブックマッチ) -1-

“お客さまへお知らせ
●ガソリンエンジンの種類によっては、無鉛ガソリンを一定条件で使用し続けますと排気弁座の異常消耗(バルブシートリセッション)を起し、エンジントラブルを発生する危険性があります。”
●この種トラブル発生の責は負いかねますのでじゅう分ご注意ください。”

ブックマッチを開くと、そのように印刷されている丸善石油の「無鉛ガソリン」の広告ブックマッチ。

自動車ガソリン中に含まれる鉛が社会的に問題となったのは、 1970年4月に東京・牛込柳町で行われた集団検診(牛込柳町鉛中毒事件)で、その結果を重く見た通産省は事件後6月5日には 「自動車ガソリンによる鉛害の防止対策について」 を関係業界等へ通達したそうです。
ガソリンの無鉛化は1975年に達成されました。

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ダイハツ軽自動車 フェロー

ダイハツ軽自動車 フェロー (1)
ダイハツ軽自動車 フェロー (1)

マッチ箱に印刷されている初代”フェロー”はダイハツ工業株式会社が1966年から1970年に発売した軽自動車。
当時では珍しいとされた、角型のヘッドライトがかわいいですね。

1966年は日産自動車が「サニー」を、富士重工業(現:SUBARU)が「スバル・1000」、東洋工業(現:マツダ) が「ルーチェ」を発売した年です。

日本経済は1955(昭和30)年から1970年にかけて高度成長を遂げ、それに伴い自動車の販売台数は急速に増加し、乗用車需要も急成長しました。

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ストーブ専用ツバメ灯油 丸善石油

今日は冷え込んだ寒い一日ということで、ストーブ専用の灯油の広告マッチ。

“健康な 暖かさを つくる……”がキャッチコピーだったのでしょう。

“丸善石油”は現在の「コスモ石油」へと繋がっていきます。
赤いツバメのマークは”丸善石油”の商標でした。

ストーブに火を点けるという点では日常的な道具だったはずのマッチ。
今は灯油ストーブにどうやって火を点けてるんだろう?

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贈って喜ばれ 使って良さのわかる 縮まない木綿 ”サンフォライズ 1週年記念売出し” 東洋紡ダイヤシャツ

東洋紡績(現:東洋紡)株式会社の歴史を見ていくと、1965年(昭和40)年に”東洋紡ダイヤシャツ”という会社を設立しています(1980年清算。現存しない)。

“サンフォライズ”は綿織物が洗濯などで収縮するのを防ぐ「防縮」加工のひとつで、発案者のサンフォード・クルエットの名に由来しています。繊研新聞社の「FB用語解説」によると”水分を含ませた織物を経糸の方向に押し込んで収縮させ、生地が縮んだ状態で乾燥させてセットする。これにより洗濯収縮率が1%以内となる”そうです。

「縮まないYシャツ地(シワにならないという意味ではない)」として、日本で初めて発売されたのが東洋紡績のサンフォライズ「ダイヤシャツ」だと思われます。
今ではシャツの洗濯で縮みに悩まされることはありませんよね。