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近くても、なかなか行かないマリンピア神戸

近くても、なかなか行かないマリンピア神戸

今日はいつもより多くのお客様がレッドアリゲーターへ来店してくださいました。
緊張が続いたせいか、夕刻には炭酸の豊かな風味が抜けてしまったジンジャーエールのような状態だったので、少し気分を変えるために、ショップのすぐ近くにある「三井アウトレットパーク/マリンピア神戸」の近くまで散歩をする。

もう2年か3年か、最後に訪れたのがいつだったのか忘れてしまうほど、足が遠のいていたので、後学のためにと、マリンピア神戸のいろんなショップを足を運んだ、と言いたいところだけれど、駐車場付近で引き返す。

自分のショップへ戻る時間を気にしていたと言えば、そうなのだけれど、どことなく、なにかしらマリンピア神戸が遠く感じられた。

でも、珍しい文房具(ステーショナリー)を見つけたら買ってしまうだろうな…。

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小雨が降る日の公園のベンチ

小雨が降る日の公園のベンチ

午前中から昼過ぎまで、そして時には降っていることの存在を僕に知らせるかのように激しく降る小雨も夕刻には止んで、西の空には雨雲の間に薄い青色の空が見えたりもする。
こんな日の公園のベンチは少しばかり寂しそうに人を待っているようです。

木製のテーブルを挟んで
「小雨が降っているね。これじゃ、誰も公園に来ないし、ベンチにも座ってくれないよね」「そうだね、濡れちゃうからね。もうすっかりびしょ濡れだしね」「名もない公園のベンチだし…」「地面もぬかるんでいるし…」「デザインもよくないし…」「昔はもう少しお洒落だったかな」「ま、いいか」「まぁ、いいよ」
そんな会話が聞こえてきそうでした。

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世の中って「偶然」でできているみたいだ、って考える方がおもしろい

世の中って「突然」でできているみたいだ。

こんな「アコム」の電車の窓上広告がずいぶんと昔にあったように思う。

それは突然きた。突然というのは、そういうものだ。

これは藤幡正樹と黒塚直子の共著「株式会社フロッグス(角川文庫)」の172ページに記された文章です。

僕は国語学者でも哲学者でも物理学者でも数学者でもないので、ここでいう「突然」の中に「偶然」と「必然」いう要素がどれくらい含まれているのかわからないのだけれど、僕は「必然」よりも「偶然」の方が好きだ。「偶然と必然」に関しては様々な議論があるだろうし、その各々の意見は尊重するとしても、僕は「必然」ということばよりも「偶然」ということばの方が好きだ。

手持ちの「新潮 現代国語辞典(新潮社)」では
「必然:かならずそうようになると定まっていること。一つの条件から生ずる結果が、一つのことしかありえないこと」
「偶然:1.因果律によってあらかじめ知り得ない事が起こること。2.予期しなかったこと。思いがけないこと。たまたま」

さらに手持ちの「新明解国語辞典 第2版(三省堂)」では
「必然:必ずそうなる(はず)のこと」
「偶然:そうなるべき理由がないのに、思いがけなく起こる様子」

ケヴィン・ウィグノールの小説「コンラッド・ハーストの正体 (翻訳:松本剛史、新潮文庫)」の53ページには

必然と偶然のあいだには、深い断層がある。あまり深く考えすぎると、誰でも正気を奪われてしまいそうな話だ。

、とある。

そう、世の中って「偶然」でできているみたいだ、って考える方が僕にはおもしろい。

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神戸ハーバーランドの「大観覧車/モザイクゴンドラ」

大観覧車/モザイクゴンドラ

娘を連れて、神戸ハーバーランドにあるそれほど規模の大きなとは言えない遊園地「モザイクガーデン」へ行ってきた。
ここで、人気の「のりもの」はおそらく「大観覧車/モザイクゴンドラ」と「ミニコースター」と「2層メリーゴーランド」だと僕は思うのだけれど、3歳6か月の娘はまだ「ミニコースター」には乗れないので、「2層メリーゴーランド」に一緒に乗る。

「大観覧車」は2011年5月9日から、照明のリニューアル工事のため運休していたのだけれど、イルミネーションをLED化して8月5日にリニューアルオープン。
今回はこの観覧車には乗らなかったけれども、娘は1周約5分の観覧と高さに屈せず我慢することができるのだろうか、と思ってします。途中下車はできないからね。

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アントニー・クラーベ展

アントニー・クラーベ展

山梨県北杜市にある清春白樺美術館にアントニ・クラーベの作品を展示する「光の美術館 CLAVE GALERIE(安藤忠雄設計)」が2011年4月10日に開館したという情報を今さながらだけど見つけた。鉄筋コンクリートの2階建て、吹き抜けの構造で、人工照明を使わずに自然光 の中で作品を鑑賞できる館内展示空間だそうです。

1913年にスペイン・カタロニア地方のバルセロナに生まれ、絵画・版画・彫刻・本の挿絵・舞台美術で活躍し、2005年8月に南仏で逝去したアントニー・クラーベ。

東京で勤務していた1986年の小雨の上がった午後、当時付き合っていた女のコと東京都庭園美術館へ「アントニー・クラーベ展:ピカソに捧げる詩/スペイン現代美術の巨匠」を観に行った。
これはそのときの展覧会パンフレット。どうして今も持っているかというと、クラーベの画集がなかなか手に入らないから、忘れないように、と。

清春白樺美術館へ行ってはみたいのだけど、今の僕にはちょっと時間的に遠い場所です。