物事を正確に伝えようと努力することは、毎日決まった時間に食事を摂ることより大切なことかもしれない。そしてその努力は何の果実も手に入れることができないままに終わることがあることを心にとめておかてはならない。
カート・ヴォネガット・ジュニア氏(後に、作者名を本名の「カート・ヴォネガット・ジュニア」から「カート・ヴォネガット」とするようになる)の著書「猫のゆりかご」。この小説の中で、彼は登場人物に次のように語らせている。
「口がうまく動くように、何かいつもしゃべっていたほうがいいのだ、人間は。そのうち何か意味のあることを言わなきゃならんとき、きれいな声が出る(訳:伊藤典夫氏)」
きっと、書くことにも同じようなことが言えるんじゃないかと思うのだけど、気のせいかな?
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