マッチ・コレクション/食堂百貨の「千日堂」 – 大阪・千日前

マッチ・コレクション/食堂百貨の「千日堂」 - 大阪・千日前 (1)
マッチ・コレクション/食堂百貨の「千日堂」 - 大阪・千日前 (2)
マッチ・コレクション/食堂百貨の「千日堂」 - 大阪・千日前 (3)

“千日前の千日堂 甘党フアンの千日堂 
食堂百貨の千日堂へ 行こうじゃないか

味はとびきりおいしくて 何でも安い
だから毎日毎晩  千日堂へ行く”

僕は小学生の頃からAM放送を聴かなかった。今でもほとんど聴かない。
でも、まだ大阪のことは小学校か中学校かで教わる程度のことしか知らなかった時代に、家のどこからか、誰かの家からか、誰かの家で、AM放送で「千日前の千日堂」のCMが流れてくるのを僕は聴いた。
1950年から1980年代に神戸・大阪で育った人であれば、聴けばわかる。歌詞さえ覚えていれば曲に合わせて歌うこともできるだろう。

大阪・千日前に”食堂百貨”と呼ばれた「千日堂」という総合レストランがあった。スッポン鍋が名物だったように入口には「スッポン太郎」と呼ばれる像が建っていたという。

「千日前の千日堂」は2001(平成13)年に閉業している。2021年4月3日の時点では「ビックカメラ なんば店」に近い場所だったそうだ。
僕が”千日堂”でもらったものではないが、「641」という市内局番時代のマッチ箱をたるみ燐寸博物館の寄贈された多くのマッチ箱の中に見つけた。

マッチ・コレクション/珈琲と音楽「タロー」(COFFEE & MUSIC「TARO」) – 神田スルガ台下

マッチ・コレクション/珈琲と音楽「タロー」(COFFEE & MUSIC「TARO」) - 神田スルガ台下 (1)
マッチ・コレクション/珈琲と音楽「タロー」(COFFEE & MUSIC「TARO」) - 神田スルガ台下 (2)
マッチ・コレクション/珈琲と音楽「タロー」(COFFEE & MUSIC「TARO」) - 神田スルガ台下 (3)

東京・御茶ノ水は今でも日本最大の学生街なのだろう。
神田駿河台にあった”珈琲と音楽の店「タロー」”には多くの学生が通ったのだと思う。マッチ箱には相合い傘があってその下に「TARO」と「HANAKO」がいる。

探しても見つけることができないので、何度かの引っ越しの中で捨ててしまったのかもしれないが、父が買った1970年代の歌謡曲集のようなベスト盤的LPレコード集があって、その中の「フォークソング」編の1枚を僕は時々聴いていた。好んで聴いていたわけではない。1980年頃の話だ。
南こうせつとかぐや姫の「神田川」が収められていた。そして、ちょっと思い出したことがある。
その中に「タロー&はなこ」というデュオが歌う曲があったはずだ。

調べてみると「タロー&はなこ」は1970年に1stシングル「A面:天満小唄 / B面:愛の贈りもの」、1971年に2ndシングル「A面:帰りたくはないけれど / B面:小さな花が恋ならば」をリリースしている。
「天満小唄」ではなかったと思う。それ以外の3曲のうちのどれかだったと思う。どんな曲だったのかは忘れてしまった。

ここまでくると記憶の迷走。

そうそう、マッチ箱の話だった。どなたかの記憶に古い神田駿河台の街と共に”珈琲と音楽「タロー」”が残っていることを願う。

マッチ・コレクション/サンパウロ(COFFEE DE SAO PAULO/SAO PAULO COFFEE CPMPANY) – 京都・四条大橋

マッチ・コレクション/サンパウロ(COFFEE DE SAO PAULO/SAO PAULO COFFEE CPMPANY) - 京都・四条大橋 (1)
マッチ・コレクション/サンパウロ(COFFEE DE SAO PAULO/SAO PAULO COFFEE CPMPANY) - 京都・四条大橋 (2)
マッチ・コレクション/サンパウロ(COFFEE DE SAO PAULO/SAO PAULO COFFEE CPMPANY) - 京都・四条大橋 (3)

日本とブラジル最大の都市サンパウロ(São Paulo)とのつながりを語るとき、1908(明治41)年に始まった日本人のブラジル移住を避けるわけにはいきませんが、その部分は端折ってしまおう。ぴょーん、ピョン。
コーヒー豆における神戸とブラジルの関係は「神戸とコーヒー 港からはじまる物語(甘苦社・田中慶一、2017年、神戸新聞総合出版センター)」に書かれています。

さて、たるみ燐寸博物館が所蔵する「COFFEE DE SAO PAULO/SAO PAULO COFFEE CPMPANY」のマッチ箱にはゆとりがないくらいに薄い青色の頭薬のマッチ棒が詰め込まれていた。当時のままなのか、誰かが入れ替えたのかそれはわからない。箱は経木で、引き出し部分は紙製。
箱を壊さないように引き出すのにちょっと手間取った。

マッチラベルには演奏するふたりが描かれ、そこで使われた色が”COFFEE DE SAO PAULO”という文字に用いられている。奏でているのはラテン音楽だろう。
僕がマッチ箱を振ってもそこからはラテン音楽は流れてこない。