マッチ・コレクション/アニトラ(ANITRA) – 東京・銀座

マッチ・コレクション/アニトラ(ANITRA) - 東京・銀座 (1)
マッチ・コレクション/アニトラ(ANITRA) - 東京・銀座 (2)

1960年代にアメリカでモデルとしてのキャリアを築き始めた女優のアニトラ・フォード(Anitra Ford)の可能性もありますが、店名はイプセンの戯曲「ペール・ギュント」か、それを劇音楽として書き上げたグリーグの作品「ペール・ギュント」に登場するアニトラ(ANITRA)が由来だと思います。

マッチラベルの片面に描かれたグラスは口の部分とボウル部分が口紅を引いた女性の口元にも見えます。
もう片面には「57」という局番と共に魅惑的に踊る女性が描かれています。

「国立国会図書館デジタルコレクション」に収められている1932(昭和7)年の「職業別電話名簿 第22版(日本商工通信社 編)」によると東京・銀座の局番が「57」となっていました。以降、いつ頃まで「57」という番号が使われていたか定かではありませんが、かつての東京・銀座の「アニトラ」がどなたかの遠い記憶に残っていることを願うのです。

イプセンにしろグリークにしろどちらの「ペール・ギュント」も僕は苦手で、そこに登場するアニトラについて書くことができませんが、この「アニトラ」のマッチ箱は最近の僕の「とっておきのマッチ箱」のひとつであることは間違いないのです。

広告

The Cassandra Complex/Sex & Death

The Cassandra Complex/Sex & Death

久し振りに音楽のことを書きます。

イギリスのリースで結成された ザ・カサンドラ・コンプレックス(The Cassandra Complex) は熱烈な支持者の中では CX で通じます。
日本ではあまり知られていないバンドですね。
かつて新宿にあった「REC」というレンタル・レコード店には CX のレコードがいくつか置いてありました。

「SEX & DEATH」というタイトルのアルバムは ザ・ドゥルッティ・コラム(The Durutti Column) のほうが有名ですね。
CX の1stアルバム「Grenade」は1986年にリリースされました。そのアルバムに収録されている”Motherad”がなかなか素敵です。
1980年代の彼らの音楽はまだインダストリアル・ミュージックとはほど遠く、 オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク(Orchestral Manoeuvres in the Dark)の初期作品と共通するところがあります。

「SEX & DEATH」のブックレットには11曲のタイトルが印刷されているのですが、CDには12曲目にジョン・ケージ(John Cage)の”4’33″、13曲目は8曲目の”You Make Me Sick”の別ヴァージョンが収録されています。

原点回帰の作品とされていますが、サウンド的にはEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)に近いですね。人間の最も基本的な部分と残忍さが歌われています。
1曲目と13曲目はアルバム全体のバランスを崩してしまします。
まあ、12曲目は許してしまいましょう。

このCDもそろそろ中古CDショップ行きの列車に乗ります。

マッチ・コレクション/ジャズ喫茶「ブルー・シャトー(BLUE CHATEAU)」 – 東京・銀座 (ブックマッチ)

マッチ・コレクション/ジャズ喫茶「ブルー・シャトー(BLUE CHATEAU)」 - 東京・銀座 (ブックマッチ) -1-
マッチ・コレクション/ジャズ喫茶「ブルー・シャトー(BLUE CHATEAU)」 - 東京・銀座 (ブックマッチ) -2-
マッチ・コレクション/ジャズ喫茶「ブルー・シャトー(BLUE CHATEAU)」 - 東京・銀座 (ブックマッチ) -3-
マッチ・コレクション/ジャズ喫茶「ブルー・シャトー(BLUE CHATEAU)」 - 東京・銀座 (ブックマッチ) -4-
マッチ・コレクション/ジャズ喫茶「ブルー・シャトー(BLUE CHATEAU)」 - 東京・銀座 (ブックマッチ) -5-

ジャズ喫茶のマッチはお洒落だ。

“J・C・ハード・カルテット”、”渡辺晋とシックス・ジョーズ”、”鈴木章治とリズム・エース”、”北村英治とキャッツ・ハード”が活躍した時代から推測して、1950年代の東京・銀座三原橋、吉田五十八が設計に携わった第4期歌舞伎座の近くにあったジャズ喫茶「ブルー・シャトー(BLUE CHATEAU)」。

紙軸のマッチの頭薬は「青色」。
ブックマッチの背の部分にある”キャンドル ジャズ喫茶”の”キャンドル”の意味がずっと気になっていて調べていたのだけれど、これは”キャンドル・システム”のことで、演奏が気に入ったらテーブルのキャンドルに火を点す「キャンドル・チップ制」というスタイルのことなのかもしれない。

* blog内、全て敬称略です。

かめののろい。

かめののろい。

随分と昔のこと、ある病院の待合室で「もしもしカメよぅカメさんよ 世界のうちで おまえほど 歩みののろいものはない どうしてそんなにのろいのか なんとぅおっしゃるウサギさん そんならおまえとかけくらべ 向こうのお山のふもとまで どちらが先に駆け付くか なんとぅおっしゃるウサギさん そんならおまえとかけくらべ 向こうのお山のふもとまで どちらが先に駆け付くか なんとぅおっしゃるウサギさん そんならおまえとかけくらべ 向こうのお山のふもとまで どちらが先に駆け付くか」という終わりのない歌に出会ったことがあります。

そして今、双子の息子のひとりが「もしもしカメよーカメさんよー 世界のうちで おまえほどー 歩みののろいぃものがたり どうしてそんなにのろいのか」と高い声で歌うのです。

 

YAMAHA ミニギター JR2S タバコブラウンサンバースト

YAMAHA ミニギター JR2S タバコブラウンサンバースト

今後、運動量はもっと制限されていくだろうということで、アコースティックギターを習い始めた双子の子供たちも9月で2年目。
自宅ではYAMAHAのミニギター「JR2S」で練習している。
練習量が足りないのは仕方がないとしよう。足りなすぎることは困ったものだけれど。

双子だからかどうかわからないけれど、お互いにどれくらい弾けるようになったのか気になるようで、ギター教室で喧嘩になるのはやめようね。