マッチ・コレクション/アニトラ(ANITRA) – 東京・銀座

マッチ・コレクション/アニトラ(ANITRA) - 東京・銀座 (1)
マッチ・コレクション/アニトラ(ANITRA) - 東京・銀座 (2)

1960年代にアメリカでモデルとしてのキャリアを築き始めた女優のアニトラ・フォード(Anitra Ford)の可能性もありますが、店名はイプセンの戯曲「ペール・ギュント」か、それを劇音楽として書き上げたグリーグの作品「ペール・ギュント」に登場するアニトラ(ANITRA)が由来だと思います。

マッチラベルの片面に描かれたグラスは口の部分とボウル部分が口紅を引いた女性の口元にも見えます。
もう片面には「57」という局番と共に魅惑的に踊る女性が描かれています。

「国立国会図書館デジタルコレクション」に収められている1932(昭和7)年の「職業別電話名簿 第22版(日本商工通信社 編)」によると東京・銀座の局番が「57」となっていました。以降、いつ頃まで「57」という番号が使われていたか定かではありませんが、かつての東京・銀座の「アニトラ」がどなたかの遠い記憶に残っていることを願うのです。

イプセンにしろグリークにしろどちらの「ペール・ギュント」も僕は苦手で、そこに登場するアニトラについて書くことができませんが、この「アニトラ」のマッチ箱は最近の僕の「とっておきのマッチ箱」のひとつであることは間違いないのです。

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「Kiss FM KOBE “4SEASONS”」にて「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス」を紹介していただけることになりました。

「Kiss FM KOBE "4SEASONS"」にて「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス」を紹介していただけることになりました。

明後日(2019年6月21日)、「Kiss FM KOBE “4SEASONS”」で「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス(グラフィック社刊)」を紹介していただけることになりました。

“4SEASONS”という番組自体は7時30分から11時まで放送されていますが、「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス」と「たるみ燐寸博物館」の話は9時25分から9時35分までの10分間の予定だそうです。
サウンドクルー(Kiss FM KOBE では DJ のことをそのように表現します)は浜平恭子さん。

僕の出演はありませんので、リスナーのみなさまも僕もゆるりと聴くことができると思います。

Kiss FM KOBE “4SEASONS”の番組紹介ページ
https://www.kiss-fm.co.jp/4seasons/

恵文社一乗寺店(ギャラリーアンフェール)2019

恵文社一乗寺店(ギャラリーアンフェール)2019

京都市左京区にある恵文社一乗寺店・ギャラリーアンフェールにて、”「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス」刊行記念 マッチ箱展”が本日より始まりました。
開催期間は「2019年6月15日から6月30日まで」です。

今回、出版社経由で恵文社一乗寺店でのお話を頂いたので、「延べ24時間くらいで仕上げた、設計ミス、改良の必要あり」という気恥ずかしい手作り什器7つとそれと同程度の設計で5mmだけタテを長くした什器3つの計10つにマッチ箱を詰め込んで送り、恵文社一乗寺店のスタッフのかたに壁への取り付け、書籍の展示をお任せしました。
什器の1つには京都にあったお店やホテルのマッチ箱を、残りの9つは色で分類したマッチ箱を収めています。

展示の模様を撮った写真は恵文社一乗寺店から頂きました。 ありがとうございます。

恵文社一乗寺店はイギリスのガーディアン紙が2010年に発表した”The world’s 10 best bookshops”に日本で唯一選ばれたことでも知られるお店です。

「グレさんぽ」第59話「月刊flowers 7月号(小学館)」/ちっちゃなマッチ箱から豪華絢爛な洋館まで、”たるみワールド”に魅了されたグレゴリ青山先生です。

グレゴリ青山さんが雑誌「月刊flowers(小学館)」に連載する「グレさんぽ」の「第59話」は「たるみ燐寸博物館」から始まり、移情閣、明石海峡大橋、舞子ホテルなどが描かれています。
僕の姿も会話も忠実に再現されていて、笑ってしまいました。

5月28日に発売になった7月号。
この「グレさんぽ 第59話」を読んだ – グレゴリ青山さんの描く「コミック・エッセイ」大好き – という女性がご夫婦で「たるみ燐寸博物館」に来館されたのは6月3日のことです。
「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス」もお買い上げ頂きました。
ありがとうございます。

2019年5月27日に書いた”「グレさんぽ」第58話「月刊flowers 6月号(小学館)」/グレゴリ青山先生のアンテナがキャッチしたこの博物館。またまたディープな匂いがする予感…待て、次号!!“もあわせて読んでもらえればうれしいです。

許可を頂いて、「第59話」のはじめのページを載せています。本文ではグレゴリ青山さんは 丸にカタカナの「グ」と表記されています。

マッチ・コレクション/横浜名所「ヌード酒場」

マッチ・コレクション/横浜名所「ヌード酒場」 (1)
マッチ・コレクション/横浜名所「ヌード酒場」 (2)
マッチ・コレクション/横浜名所「ヌード酒場」 (3)

「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス(2019年、グラフィック社)」には「横浜名所 ヌード酒場」のマッチ箱は遠慮がちに載っています。
「ヌード酒場」という店名、加えてこのようなイラストが描かれたマッチ箱が捨てられることもなく、たるみ燐寸博物館にたどり着いたことを不思議に思うのです。

かつて横浜市中区若葉町には映画館がたくさんあって「映画館通」と呼ばれていたようです。
1962年頃の黄金町・伊勢佐木町の地図をみると「ヌード酒場」は「横浜大勝館(1983年に閉館)」と同じ並び、「横浜千代田劇場(閉館時期不明)」の斜め前にあったことになります。
営業時間は16時30分から午前0時まで。専属ダンサーがストリップを踊っていたそうです。

webを丁寧に検索すると、駒田信二の小説「一条さゆりの性(1971年、講談社)」の中に”横浜のヌード酒場”、”ヌード酒場”という表現を見つけることができました。
この”横浜のヌード酒場”こそ「横浜名所 ヌード酒場」ではないのでしょうか。

* 撮影に際し、マッチ棒は現在入手可能なマッチから流用しています。