ジャン・ボードリヤール/消費社会の神話と構造

ジャン・ボードリヤール/消費社会の神話と構造 (1)
ジャン・ボードリヤール/消費社会の神話と構造 (2)

ジャン・ボードリヤールが1970年に著した”La Société de consommation : Ses mythes, Ses structures”はフランスでの出版から9年後、今村仁司と塚原史の翻訳によって「消費社会の神話と構造」として1979年に紀伊國屋書店から出版されました。
その第17刷は1984年で(その時の装幀は初山浥子)、その後1995年に「普及版」、2015年に「新装版」が出版されています。
僕が通っていた大学の学部で3、4年生のゼミの研究が「文化記号論」でした(「記号論」と「文化記号論」は同じわけではありません。といって大きく異なるわけではない)。
毎日、「文化記号論」漬けでした。
今でも時々、「消費社会の神話と構造」を眺めるように数ページだけ読むことがあります(何冊もの本を処分してきたが、手放したくない本もある。でも無人島に持っていく本のリストには決して入らない)。
当時もそうだったのと同じくらい僕には一気に読むことができないのだけれど、今は少しは理解できていると思うのです。

1984年から2020年。ずいぶんと時間が経過しました。


マッチ・コレクション/ヤングメンの新週刊誌「週刊F6セブン」

マッチ・コレクション/ヤングメンの新週刊誌「週刊F6セブン」 (1)
マッチ・コレクション/ヤングメンの新週刊誌「週刊F6セブン」 (2)
マッチ・コレクション/ヤングメンの新週刊誌「週刊F6セブン」 (3)

“このネコはF6セブンのペットです ペットネームをつけてください”

男性向け新雑誌の宣伝としては控えめなマッチ箱だと僕は思う。
“F6セブン”と書いて”ファイブシックスセブン”と読む(“F”の部分は”Five”)。
1965(昭和40)年11月6日に創刊(正確には)、毎週火曜日発売、1冊50円という時代だ。出版社は「恒文社」。
マッチ箱に”ヤングメンの新週刊誌”と印刷されているように、1964年5月11日に「平凡出版(後のマガジンハウス)」から出版された男性向け週刊誌「平凡パンチ」に対抗するような雑誌だったが、短命に終わった。

石森章太郎(後に石ノ森章太郎に改名)が「5SS(ファイブ シックス セブン)」という漫画を連載し、水森亜土がイラストを描いたり、戸川昌子の連載小説や1966年の映画「ミクロの決死圏」、「恐竜100万年」に出演したラクエル・ウェルチのうっとりするような曲線美の水着写真、1960年代を代表するスーパーモデル、ジーン・シュリンプトンについての記事が載ったりした。

僕は今日まで「週刊F6セブン」を知らなかった。
結局、ペットの猫の名前は決まったのだろうか。

マッチ・コレクション/京都「吉川眼鏡店」(大学病院眼科前)

マッチ・コレクション/京都「吉川眼鏡店」(大学病院眼科前) -1-
マッチ・コレクション/京都「吉川眼鏡店」(大学病院眼科前) -2-
マッチ・コレクション/京都「吉川眼鏡店」(大学病院眼科前) -3-
マッチ・コレクション/京都「吉川眼鏡店」(大学病院眼科前) -4-

僕は細いフレームで小さめの丸メガネが好きで(似合うかどうかは別だが)、眼鏡店に立ち寄ることも多く、いろいろと探すのだけれど、そんなに高価でない気に入った丸メガネになかなか出会うことができない。
経木のマッチ箱に貼ってあるラベルにある”大学病院”とは京都大学医学部附属病院にことで、”吉川眼鏡店”はその前にあることを意味している。
と、今日はそれだけで終わろうと思っていたのですが、2013年にテレビアニメ化された「有頂天家族(原作は森見登美彦)」の場景として登場したんですね。
「Google ストリートビュー」では2013年9月まで「眼鏡 吉川眼鏡店」という大きな看板を見ることができますが、以降、写っていません。今はどうなんだろう。
京都に古くからあるお店のようです。マッチ箱の状態はあまりよくない。

“正確廉價 大学病院眼科前 京都吉川眼鏡店”

ひとりでも多くのお客様に、いつまでも愛され続けるお店であることを心よりお祈りいたします。