マッチ・コレクション/サンドウィッチとコーヒー「SPANOLA(スパニョラ)」

マッチ・コレクション/サンドウィッチとコーヒー「SPANOLA(スパニョラ)」 (1)
マッチ・コレクション/サンドウィッチとコーヒー「SPANOLA(スパニョラ)」 (2)
マッチ・コレクション/サンドウィッチとコーヒー「SPANOLA(スパニョラ)」 (3)

横浜と梅田にあったにサンドウィッチとコーヒーの店「SPANOLA(スパニョラ)」。
ともに市内局番は2桁の時代のマッチ箱です。

梅田店に関してはなにもわからないのですが、横浜店は「横浜駅名品街」にあったことがマッチ箱からわかります。
「横浜駅名品街」は1956(昭和31)年4月に完成したアーケードを備えた商店街で、現在の「JOINUSジョイナス」へとつながっていきます。

「相鉄グループ100年史(2018年12月18日発行)」によると

“「横浜駅名品街」は市民からの懸賞募集によって命名されたものであったが、名品街の実現は戦後地盤沈下の著しかった横浜市の商勢を活性化させ、横浜市民の日常生活に活気をとりもどすとともに、このとき完成した当社横浜駅の新駅舎の開業と相まって、地域社会の重要な中核となり、また横浜の新名所となった。”

とあります。

それまでの横浜駅西口は「都心の残された砂漠」と呼ばれくらいなにもない場所でした。

マッチ箱に印刷されたイラストが実際の内装なのか内装イメージなのか僕にはわかりませんが、どなたかの遠い記憶に残っていることを願うのです。

マッチ・コレクション/ピザ&スパゲティ イタリア料理「gullの店(ガルの店)」 – 国鉄三ノ宮駅山側

マッチ・コレクション/ピザ&スパゲティ イタリア料理「gullの店(ガルの店)」 – 国鉄三ノ宮駅山側 (1)
マッチ・コレクション/ピザ&スパゲティ イタリア料理「gullの店(ガルの店)」 – 国鉄三ノ宮駅山側 (2)
マッチ・コレクション/ピザ&スパゲティ イタリア料理「gullの店(ガルの店)」 – 国鉄三ノ宮駅山側 (3)

“gull”は”seagull”、「カモメ」の意。「ガルウイング・ドア」の「ガル」だ、と気がつくのにとろりとした時間が流れた。

今でもJR「三ノ宮」駅の北側、フラワーロードの1本東側の道沿いに地上4階建ての「西山ビル」が建っているが、僕がそのあたりを歩き回るようになるのは1980年代のはじめの頃で、マッチ箱の配色に似た軒先タイプか看板タイプの店舗用テント、”gull”という文字を見かけたことがあるような気がする。

いつも頼りにしている神戸のタウン誌「月刊 神戸っ子(KOBECCO)」のディジタル・アーカイブを探ってみると、「1977年10月9日号」の”神戸のうまいもんとドリンキング”とそのガイドマップのページに”ピザ&スパゲティ ガルの店”を見つけた。
さてそこからもう少し遡って調べると「1973年10月号」 から載っている。
「月刊 神戸っ子(KOBECCO)」を丁寧に読めば、店の紹介ページを見つけることができるかもしれない。

もう「ガルの店」はない。

マッチ・コレクション/オランダ秘法「鳩金のカステラ」と「ハトキン茶房」 – 大阪

マッチ・コレクション/オランダ秘法「鳩金のカステラ」と「ハトキン茶房」 - 大阪 (1)
マッチ・コレクション/オランダ秘法「鳩金のカステラ」と「ハトキン茶房」 - 大阪 (2)

片面には「オランダ秘法 鳩金のカステラ 長崎店・北浜店・大阪駅前店・戎橋店・梅田店・天神橋店」、もう片面には「ハトキン茶房 北浜店・天神橋店・大阪駅前店」。
薄く紙のようにけずった木でできたマッチ箱の中には薄い紙で補強された「引き出し」と薄い緑色の頭薬のマッチ棒が入っていた。

鳩金(ハトキン)について、1968年に西成区市域編入40周年記念事業委員会が刊行した「西成区史」の第4章「工業 – 各種工業 – 食品工業」に”株式会社ハトキン本舗”、”主要製品名 カステラ 洋菓子 チョコレート”と載っているのを見つけた。

“またカステラで有名なハトキン本舗は、昭和12年現在地において創業、戦時中一時中断したが、戦後22年6月再開し、三度目の増資の結果37年12月資本金3,000万円となった。38年8月国道26号線沿いに地上6階建延べ1,900平方メートルのビルを完成1階を本社事務室と工場の一部とし、2階以上は貸ビルとしている。直営売店を梅田、戎橋、心斎橋等7カ所に持ち洋菓子の製造販売を行っている(西成区市域編入40周年記念事業委員会、「西成区史」、1968年)”。

今夜、カステラが食べたくなった。