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マッチ・コレクション/純喫茶「アメリカン」 – 大阪・千日前スバル座北

マッチ・コレクション/純喫茶「アメリカン」 - 大阪・千日前スバル座北 (1)
マッチ・コレクション/純喫茶「アメリカン」 - 大阪・千日前スバル座北 (2)
マッチ・コレクション/純喫茶「アメリカン」 - 大阪・千日前スバル座北 (3)

この”純喫茶アメリカン”のマッチ箱を拙著、高度経済成長期の広告マッチラベルデザイン集「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス(グラフィック社刊、2019年)」のどのページに載っているか見つけてもらえれば、僕はうれしいのですが、この本を読んでくれたある方から2021年3月31日にSNSでこのマッチの背の部分と反対側を見てみたいというメッセージを頂いておりながら、マッチ箱をどこに置いたのか思い出せませんでした。やっと見つけました。
側面に”千日前スバル座北”、電話番号は”211-2100″と”3158″が印刷されています。
大阪の「千日前」は「道頓堀」の南東に位置します。

現在の大阪市中央区道頓堀1丁目に「純喫茶アメリカン」という喫茶店があります。
1946(昭和21)年に「花月」という店名で創業し、大阪市中央区道頓堀1丁目へと移転した際に「アメリカン」という店名になった”純喫茶アメリカン”。
その”純喫茶アメリカン”のマッチ箱だと思ってます。

いくつかデザインの異なるマッチ箱を置いていたのでしょう。
たるみ燐寸博物館博にはこれとは別に”千日前 喫茶アメリカン、南OSプラザ地下 喫茶アメリカン南店”と印刷されたマッチ箱があります(SNSでメッセージを送ってくれた方はもっと古い時代の経木のマッチ箱を持っていらっしゃいます)。

印刷されている電話番号は”211-2100″と”3158″ですね。現在の「純喫茶アメリカン」の電話番号は「06-6211-2100」。
1961年の日本電信電話公社(後の「NTT」)の市外局番導入に伴い、市内局番に該当する「72」は「672」へ、そして「6672」へと変わっていくように思いがちですが、市内局番に当たる部分も整理され、今の4桁へと進んだと考えられます。

千日前スバル座が入居していた「南OSプラザ」は2007年に閉館し、2012年に「ラウンドワンスタジアム千日前店」となったそうです。

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マッチ・コレクション/”貯蓄の日みな貯蓄” 10月17日「貯蓄の日」 – 京都府貯蓄推進委員会

マッチ・コレクション/"貯蓄の日みな貯蓄" 10月17日「貯蓄の日」 - 京都府貯蓄推進委員会 (1)
マッチ・コレクション/"貯蓄の日みな貯蓄" 10月17日「貯蓄の日」 - 京都府貯蓄推進委員会 (2)
マッチ・コレクション/"貯蓄の日みな貯蓄" 10月17日「貯蓄の日」 - 京都府貯蓄推進委員会 (3)

今日、10月17日は「貯蓄の日」です。
貯蓄に対する関心を高め、貯蓄の増進を図ることを目的として、1952(昭和27)年に「貯蓄増強中央委員会(現:金融広報中央委員会)」が提唱し、制定されました。

拙著「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス(2019年、グラフィック社)」に銀行のマッチ箱をいくつか載せていますが、原稿の段階ではリードとしてもコメントとしても長すぎた元の文を更に簡単にまとめると、高度経済成長期の郵便貯金(現:ゆうちょ銀行)の通常貯金金利(利息)は年利3%から4%で推移し、定期貯金は年利5%から7%でした。定額預金は1974年に年利8%(確か複利だったような気がする)となり、郵便貯金は銀行預金より圧倒的に優位にありました。
銀行の定期預金の年利が6%となるのは1990年9月です。

日本が「ゼロ金利政策」の導入を決めたのは1999年。それからしばらくして、ずっと超低金利が続いていることになります。
最近は「紙の通帳に発行手数料」、一定期間経過後も利用のない口座について「未利用口座管理手数料」の導入が進んできましたね。

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マッチ・コレクション/欧風料理「ハイウェー」(Grill Highway) – 三宮阪急前

マッチ・コレクション/欧風料理「ハイウェー」(Grill Highway) - 三宮阪急前 (1)

神戸・三宮で「ハイウェイ」と言えば、1932(昭和7)年に創業し、谷崎潤一郎が命名したとして知られるレストラン「ハイウェイ」で、そのマッチ箱は洋画家の小出楢重が手掛けた汽車の絵のデザインである。

古川緑波の「ロッパの悲食記」に収録されている「神戸」の章には次のように書かれている。

“ユーハイムを出て少し行くと、ハイウェイがある。これは戦前からのレストオランで、もとの場所とは、一寸違うが、すぐ近くで開店。又最近、北長狭通へ移った。きちんとした、正道の西洋料理店。戦時は、大東グリルという名に改めた。”

ここでも「ハイウェー」表記ではなく「ハイウェイ」なのだが、トアーロード、北野町とお店を移転しながら、神戸市中央区下山手通4丁目に落ち着いたとすれば、創業当時”Highway”は「ハイウェイ」と片仮名表記されず、”ハイウェー”で、マッチ箱のデザインも汽車の絵ではなく、ドット絵のこれだったんじゃないか、などと僕は思ったりしている。

残念ながら「ハイウェイ」は2010(平成22)年12月末に閉業している。