代名詞の欠如。

代名詞の欠如。

2021年の4月終わりから5月初めまで続いた連休の終わり頃から「今日はいったい何曜日なのだろう」といつも以上に思うのは僕のどこか少しずつ速度を上げて失われていくからだろうか。それとも一日が長くなってしまったのだろうか。

マッチ・コレクション/つのはず (新宿都電終点前)

マッチ・コレクション/つのはず (新宿都電終点前) -1-
マッチ・コレクション/つのはず (新宿都電終点前) -2-
マッチ・コレクション/つのはず (新宿都電終点前) -3-

新宿区の公式サイトにある「新宿区史年表」によると、都電は1948(昭和23)年に「新宿終点」を靖国通りに移設したそうです。
僕にとって新宿は全く知らない場所というわけではないのですが、荒川線を除いて都電には乗ったこともなければ、見たこともないのです(たぶん)。
「つのはず」とは「角筈」。「弓や矢の角製のサヤ」や「かつて東京・新宿にあった町名」などいくつか意味があります。

どんな店だったのだろうかといろいろ考えてみるのだけれどわかりません。調べてみてもたどり着けません。

徳利とお猪口の絵が素敵なマッチ箱です。きっと僕以外の誰かの記憶に残っていることでしょう。

マッチ・コレクション/ROXY:ロクシー 洋菓子店(六本木支店)、 グリル ロクシー(六本木交叉点)

マッチ・コレクション/ROXY:ロクシー 洋菓子店(六本木支店)、 グリル ロクシー(六本木交叉点) -1-
マッチ・コレクション/ROXY:ロクシー 洋菓子店(六本木支店)、 グリル ロクシー(六本木交叉点) -2-
マッチ・コレクション/ROXY:ロクシー 洋菓子店(六本木支店)、 グリル ロクシー(六本木交叉点) -3-

埼玉県狭山市が発行する「広報さやま 2000年(平成12年8月10日号)」に”ロクシー”の名前を見つけたので、引用、補足しながらまとめると「1952(昭和27)年、東京・赤坂にロクシーベーカリーが設立され、店舗は六本木、日本橋、軽井沢。日本で初めて洋菓子教室を開いた」ということになります。
マッチ箱の背に当たる部分に印刷された”赤坂本店・六本木支店・日本橋支店・自由ヶ丘支店・軽井沢支店”と一致します。

製菓実験社が1958年に出版した「製菓製パン = The journal of baking and confection:全日本菓業新聞連盟加盟誌 24(4)」では”口絵 グラフ 菓業人の横顔”に”春の結婚シーズンに備えて – 豪華なウェディング・ケーキ「東京・赤坂・ロクシー」”が載っているようです。

マッチ箱には OPEN KITCHIN GRILL&BAR “ROXY” とも印刷されていますが、”KITCHIN”は正しくは”KITCHEN”ですね。
六本木交叉点にあった”グリル ロクシー”に触れた記述を見つけることはできませんでしたが、多くの人の記憶に残る店であったのでしょう。