



“’80年代初頭に一世風靡した「ノーパン喫茶」、全盛期には何と千店を超えたと聞いたことがある。(みうらじゅん「人生エロエロ」収録の「ノーモア・パンティ!」、2014年、文藝春秋)”
“「大阪まで行くん?」と、面倒臭そうに聞き返すと友人は「アホか、おまえ。ノーパン喫茶のルーツは京都なんやぞと得意げに話し始めた。(同上)”
“どうやらあべのスキャンダルより2、3年前に京都下鴨神社の近くに出来た『ジャーニ 』という店が最初で、友人曰く「でも、そこはまだパンチラ程度」のものだったらしい。(同上)”
“ジャニー(ジャーニ、ジャーニー)”は1978年のオープンとされています。
ブックマッチにおよその地図はありますが、住所も電話番号も印刷されていません。1本だけ紙軸のマッチ棒が使われています。
「人生エロエロ」に収録された「ノーモア・パンティ!」には”モンローウォーク”も登場しますがそのマッチは2017年11月10日に”マッチ・コレクション/モンローウォーク(京都・衣笠総門町)“としてまとめています。
「ノーパン喫茶」は露出度を過激にしながら、1981年、1982年頃に最盛期を迎え、1984(昭和59)年の風営法改正に伴い、営業形態としての「ノーパン喫茶」は消滅したそうです。