


北海道札幌市の「すすきの」と「つきさむ(月寒)」にあった”それから”はどんな業態の店だったのでしょう。
このデザインは何を意味しているのでしょう。「おかっぱ」のような電話マークがかわいいですね。
図案化された手と指が示す”それから”は夏目漱石の「それから」と関係があったのか、それももうわかりません。
マッチの見本帳に載っていそうな(店名だけ差し替えることができそうな)このマッチ箱ですが、僕はこれと同じデザインをまだ見かけたことはないのです。
“特賞 三菱の家電用電気用品(8点)
1等 東北一周旅行
2等 2000円の商品券
3等 1000円の商品券
4等 500円の商品券
☆ 資生堂特製オリーブ石鹸(等外景品)を漏れなく進呈
広島専門店会”
広告面を広くする工夫がされたマッチ箱です。
便宜上、「扉付きマッチ箱」としておきます。
「扉付きマッチ箱」には雑誌の綴じ込み付録みたいなワクワク感があります。
扉を開くと「特等 三菱の家電用電気用品(8点)」が描かれています。
過去にこの「扉付きマッチ箱」に記された広告にワクワクした人がいたのだと思います。
どのような抽選方法だったのでしょうね。