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ブックマッチをめぐる冒険202210その後

僕は陽だまりにある広々としたテーブルに案内された。

田中康夫「なんとなく、クリスタル」にはマッチを擦る場面がいくつかあるけれど – それほど多いわけではない -、「ブックマッチをめぐる冒険202210(blog:2022年10月23日)」で引用した箇所以外に”ブック型”と表現されることはない。
“キサナドゥのマッチ”は”メルセデス・ベンツと、フォルクスワーゲンのシロッコ”と同列であり、改めて書き表す以前にブックマッチでなければならないし、小説に登場するマッチはすべてブックマッチであるはずだと僕は思っている。

ただし、マッチを擦る表現はあるが、その処理方法についての記述はない。

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