カテゴリー
マッチ箱/マッチラベル モノ 雑文

神戸花隈(北長狭六丁目) 喫茶とバー「ナポポ(NAPOPO)」

神戸花隈(北長狭六丁目) 喫茶とバー「ナポポ(NAPOPO)」 (2)

もう絶滅してしまったけれど、荒れ地や道ばたや野原、草原に咲くキク科タンポポ属の多年草にぎざぎざした形の葉をもつセイヨウタンポポに似た「ナポポ」という種がありました。特に神戸に多く、冬をのぞき3つの季節に咲き、その花からナポポというやや苦味があるものの甘くとてもおいしいお酒ができました。そんなお酒が店名の由来となり、もちろん「ナポポ」というお酒を提供したのが神戸元町にあった喫茶とバー「ナポポ(NAPOPO)」です、というのは僕の勝手な作り話です。

「ナポポ」のマッチ箱は両側面の側薬の角が丸く見えるように加工された厚めのラベルで囲まれていて、広い面にそれぞれ街灯の下で待つ女性と花が型押しされているのですが、写真にしてしまうとあまりわからないですね。

広告