


今はもうすべて輸入に頼っているけれど、北海道はかつてマッチの軸木の製造が盛んだったときいていて、そのためか(寒さのせいか)、マッチに対する心構えは他の都道府県とは異なった歩みをしてきたのではないかと思うことがあります。
今回は札幌市が政令指定都市に移行するより前(1972年より前)にあったんじゃないかと思う「MOCHA(モカ)」のマッチ箱。
クラウンの高い帽子を被る人物はのちに有名になる誰かによって描かれたのかもしれないけれど(「Google レンズ」を使って検索もしたけれど)それを辿ることはできません。
印刷会社のマッチ見本帳にあったのかもしれないし、なにかの模倣かもしれない。
でも北海道には描き手も多かったんじゃないかなと思うのです。