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山に縛られた若人の店「秀山荘」、ホタカの下のホッタテ小屋「横尾山荘」

山に縛られた若人の店「秀山荘」、ホタカの下のホッタテ小屋「横尾山荘」 (1)
山に縛られた若人の店「秀山荘」、ホタカの下のホッタテ小屋「横尾山荘」 (1)
山に縛られた若人の店「秀山荘」、ホタカの下のホッタテ小屋「横尾山荘」 (3)

マッチ箱に貼ってあるラベルにはそれぞれ”山に縛られた若人の店 秀山荘 東京中央区八重洲口”、”新館落成 ホタカの下のホッタテ小屋 横尾山荘へ 小屋バン人畜無害”という文字が並び、ロープで縛られ、吊るされる「青い男」と小屋の窓の縁に両手をおいて外を眺める「番人」が描かれています。

“若人”は「わこうど」と読みますが、僕は過去に(「昭和」という時代に)聞いたことがありますが、使ったことのない言葉です。
“人畜無害”は「人や家畜に何の害も悪影響も与える恐れがないこと」という意味より、「(多くは、皮肉や侮蔑の意を込めて)他に何の影響も及ぼさないような、平凡でとりえのない人」を指しますが、「僕はぜんぜん危険じゃないから。女のコと一緒にいても急に覆いかぶさったり、キスしたりしないからね」という「女性にとって危険でない男性のこと」を自虐的に表現したするのに特化して使ったのが「昭和」という時代なのです。

僕は「人畜無害」ではありませんのでご注意を。

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