


“ろとんど”はかつての東京・神保町にあったタンゴ喫茶。
神田神保町は書店の街だから、今なら買った本をどこで読むのだろう、と考えてみる。
最近は手元の空間は広がったように思うのだけれど、電車の中で読んでいる人をあまり見かけない(必ずしもすべての本が電子化されたわけではない)。
でも、家で読むのだろう、と思う。
そわそわと、いそいそと、街の喫茶店や駅の待合室で本を開く時代があっんだと思う。
かつても本は自宅に届いてたけれど、今は本だけじゃなくて、なんだった届く。
僕は”ろとんど”を訪れたことはない。いつごろなくなってしまったんだろう。