


山口県宇部市にある画廊・絵画材料・額縁・額装店「明幸堂」のマッチ箱。引き出し部分(マッチ製造業界では「抽斗」と書くが僕はすべて「引き出し」表記にしている)には茶色の模様が印刷されているわけではなく、これは経年劣化。
撮影に際し、マッチ棒は手元にあるものを使用した。
“宇部・西区小串通”とは「宇部市道小串通り線」のこと。印刷されているのは誰かが描いた”明幸堂”のファサード。
「38」番という2桁電話番号は今では見慣れない表記で不思議に思う人もいるとは思うが、現在の”明幸堂”の加入者番号「0038」へと引き継がれている。
1965年までに宇部市から「区」は消滅している。