
この開発に小林正信が「あれこれと三宮(1986年、三宮ブックス)」に残した神戸・三宮への思いは含まれていない。
そこに僕にとって印象的な箇所と後世へのメッセージが書かれているのだが、それは叶えられないだろう(おそらく)。
昨日、神戸新聞の電子版サービス「神戸新聞NEXT」に”ビル150棟建て替えへ、神戸・三宮の大規模再整備”というタイトルの記事があって、僕はその記事の元になった資料を探している。
とまでは言わないが、ひとつまた一つとビルが姿を消していく。
“30年後までに約150棟のビルを建て替え、新たな都市空間を創造する”らしい。
神戸市がどこに向かっているのか、僕にはさっぱりわからない。
それはどこの街にも当てはまることなのかもしれない。うん、やっぱりわからない。
僕にも伝えていきたい神戸・三宮がある。(時間と資金面で負けるのは僕のほうだが)どこまで記録できるか、そしてどこまで記憶できるか。やれやれ。