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マッチ・コレクション/洋菓子・珈琲「こけし屋」 (東京・杉並) – その2

マッチ・コレクション/マッチ・コレクション/洋菓子・珈琲「こけし屋」 (東京・杉並) - その2

東京・西荻窪にある”こけし屋”の歴史は1949(昭和24)年の喫茶室に始まる。洋菓子の製造販売は1951年か1952年とされているので、そのあたりのどこか、”こけし屋”の電話番号が「39-1514」という時代に手に入れることができたはずのマッチ。

そのマッチ箱に貼ってあったラベルがたるみ燐寸博物館にある。
引き出し(抽斗ともいう)部分も経木だったはずだが、マッチ棒の軸と頭薬がどのようなものであったのかは想像するしかない。

今日のblogのタイトルに「その2」が付くのは2019年8月22日に”マッチ・コレクション/洋菓子・珈琲「こけし屋」 (東京・杉並)“として別デザインのマッチ箱を”こけし屋”の建物とともに残したから。
拙著、高度経済成長期の広告マッチラベルデザイン集「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス(2019年、グラフィック社)」にも”こけし屋”の「ボックスマッチ角型(角コマ型マッチ)」を載せたから「その3」でもいいのかもしれない。

たるみ燐寸博物館が所有する”こけし屋”の2種類。
紙の箱になったボックスマッチ角型で別デザインのマッチ箱が存在することは知っているが、手元にはない。

“こけし屋”はビル建て替えのため、2022年3月31日をもっていったん営業終了。3年程度の建築期間を目標に、同じ場所での営業が告げられている。

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