


“ロマン茶房「マリア」(TEA ROOM “Maria”)”のマッチ箱に印刷されている圧倒的な魅力を備えた – と、僕が思っている – タイポグラフィーはグラフィックデザイナーの早川良雄(1917年 – 2009年)が考案した「カストリ明朝」である、と僕には断言できないし、”ロマン茶房”の「ロマン」がなにを意味するのかもわからないのですが、経木のマッチ箱ではないので、第2次世界大戦以降、神戸市役所が兵庫区から生田区(現:中央区)に移転する以前の神戸・新開地に「マリア(Maria)」という”ロマン茶房”があったということにしておきます。